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転生とらぶる
マブラヴ
0999話
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るとか何とか言っていたらしいが、その辺の詳しい事情はムラタしか知らない。
 ただ、ちょっと残念ではあるよな。生身での戦いでムラタとまともにやり合え、更には性格的にも相性が良かったロゥリィだ。出来ればあのままシャドウミラーに所属して欲しかった。
 門の崩壊前に会った時に後悔しない道を選べと言って、その結果ロゥリィが選んだのがこの道である以上、俺から特に言うべき事はない。
 ムラタ自身も残念には思っているようだが、後悔はしていないみたいだからな。
 その辺を考えると、この別れは当然だったのだろう。
 そんなシャドウミラー幹部陣や映像モニタ越しに視線を向けられたムラタだったが、特に表情を変える様子もなく口を開く。

「奴には奴の進むべき道があった。そういう事だろう」

 その言葉で取りあえずこの話題は終わったと判断したのか、エザリアは次の話題に移る。

「少し話が前後するけど、向こうの世界で資源を採掘していた機械の数々。量産型Wやメギロートの行動ログを確認したけど、確かに持ち帰れる物は持ち帰ったけど、それが無理な物は破壊してきたのを確認したわ」

 その言葉に安堵の息が漏れる。
 当然シャドウミラーの技術というのは、門世界にしてみればオーバーテクノロジーだ。迂闊に機材の類を残してきて、それが原因で妙な事になったりしたら面白くないしな。
 特にネギま世界から婿養子に行った奴なら、ある程度機械に関しては理解出来るだろうし。
 量産型Wにその辺を命令しておいて良かったというところか。
 その後も細々とした質問がエザリアやレモン、あるいは俺へとされるが、それに答えていくような時間が過ぎる。
 そして30分程が経ち……

「他に何か質問のある人はいる?」

 レモンのその声に特に誰も口を開かないのを確認し、大体の報告は終わる。

『ふむ、大体の流れは分かった。それで、これからどうする予定かね?』

 映像モニタ越しに尋ねてくるウズミの言葉に、小さく首を傾げる。

「どうする予定、とは?」
『再びあの世界、門世界に転移出来るようにするかどうかという事だ』

 尋ねてくるその理由は分からないでもない。オーブは島国だけあって資源に乏しい。そんな中、門世界からは多くの資源を手に入れられたのだ。そして、資源の採掘に関してはまだこれからも期待出来たのだから、ウズミとしては是非再び門世界と行き来出来るようにしたいだろう。
 だが……俺はそんなウズミの言葉に首を横に振る。

「残念だが、既に向こうとの繋がりは失われている。結局何が理由で門が出来たのかすら判明してないんだ。そうである以上、もしシステムXNで向こうの世界に転移しようにも、座標すら分からない。努力すれば再び座標が判明するかもしれないが、正直な話、そこまで労力を掛
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