39赤龍帝いのりと蒼龍皇ヴァーリ
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◇いのり
「やあ、赤龍帝……」
私プールの後、真名と別々に帰ることにして一人校門を出たときだった、校門前に一人の女の子が待ちかまえていた。
「誰?」
「私は二眼龍=w蒼龍皇』のヴァーリ。赤龍帝のあなたに会いに来たわ」
私に?なぜ赤龍帝の私に?
「単刀直入に聞くわ、桜満 集とどんな関係なの?」
「逆に聞く……シュウとどんな関係?」
逆に聞きたい、こいつとシュウの関係……
「倒れていたところを助けた。そして、私は彼が好き」
「そう、私は大切な人で大切な仲間………シュウが居たから私がいる………」
今の私があるのはシュウのおかげとヤマトのおかげ……
「シュウのことをあきらめてほしい」
「嫌……あなたが諦めて……また、シュウと一緒に居たい………」
もう、あんな戦いはしなくていい………これから一緒に居たい
「なんで、シュウにこだわるの?あなたにはヤマトが居るはず?」
「シュウは私に世界を見せてくれた……私は、あの時……シュウに死んでほしくなかった……だから私は自分を犠牲に……もう二度と会えないと思った……けど、ヤマトが私を助けてくれた……」
もう二度と会えないと思ったけどヤマトは『絶対は無い、また会えると』言ってくれた……
「あなたがシュウを思ってる事はわかった……けど、私もシュウが好き、だから渡せない」
ヴァーリは『蒼龍皇の光翼』を広げる
「やっぱり…でも、仕方ない…」
私は、私専用の『赤龍帝の双銃(ブースデット・ツインガン)』を装備する
「この、戦い……」
「どちらかが……」
「「死ぬまで終わらない!!」」
今、シュウ争奪戦……二頭の龍が戦い始ま……
「ヴァーリ、いのり。落ち着いて」
らなかった
「シュウ!」
「…………シュウ」
先日と同じコートを着たシュウが私達の間に入ってくる。
「ひさしぶり、いのり」
笑顔のシュウ……最後会った時より成長してるけどシュウだ
「シュウ!」
私は駆け寄ろうとする
「ごめん。いのり。抱きつくのは和平会議後にしてくれるかな?」
私は途中で止まる
「そっか…私は悪魔側…シュウは堕天使側……今のところ争ってるから…」
「………うん」
私は、悪魔側……シュウは堕天使側…
「会議でもあえるしそれからはいつでも会えるよ」
「そう……なら、我慢する…」
私が知ってるシュウだ……
「それじゃあ、またね?」
「うん、またね?」
シュウとヴァーリは転移魔法で転移していった
「シュウ…本当にシュウ…」
私達が知ってるからシュウだった……また、会えた。ヤマト…ありがとう…
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