ハイスクールV×D ライド31
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「ふぅむ……。当然だが、選ばれなかったようだな」
第三者の声がその場に響き渡る。結界に閉ざされたこの場に響く第三者の声に木場以外の全員の視線が集まる。
「な、何者なの、あなたは!?」
この場にいる全員に気付かれる事なく、何の前触れも無く現れたモノが只者であるはずが無い。そう思いながら、リアスが問いかける。その手には何時でも仕掛けられるように滅びの魔力を集めている。
「おお、これは失礼したお嬢さん。私はブラスティッド。あの超兵装を拵えた者だよ」
『!?』
その言葉に全員が驚愕に染まる。あれほど強力な武器を作りあげた物が目の前に存在している事に驚愕する者も、聖剣を超えた武器を産み出した事を忌々しく思う者もいる。だが、超兵装ブラスター・シリーズの真実を……惑星クレイと言う異世界の事を知っている四季と詩乃の驚愕だけは意味が違う。
「……何の冗談だ……?」
「冗談では無いさ。私は今、君の目の前にこうして存在している。これは現実であり、揺らぐ事のない事実さ」
一度だけブラスター・シリーズの創造主の顔は記憶の中で見た事がある。だが……目の前に居る男性は記憶の中の彼よりも遥かに若い姿をしている。
「一度は命を落した身だからね、外見も大した意味は持たないものさ」
そう静かに告げられる。
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