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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
第一章
デートといえるか危うい物
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居るんですか?」
諦めたようで話題を振る優里。
「なんでって、那珂様に会いに来たに決まってますの」
「……………。良し、シャルル帰りましょう」
「えっ?えっ?」
「ほら、早く。早くしないとシャルルが全部払わないといけないですよ」
「えっ?でも……あっ、待ってよ。優里」
席を立ち、乱暴に通路に出た優里は腕に絡まっているののさん?の腕など構うことなく半ば引きずるように出口に歩いていく。僕はそんな二人を見て、戸惑いながらも優里に従うことにした。
「分かりましたの!本当はタダの観光で連れてきてもらったのですの!」
早口で自分がここに来た理由をいったののさん?は
「なので、行かないでくださいの。那珂様〜」
目をウルウルさせて、優里を見たののさん?を見た僕はあまりにもののさん?が可哀想だったので優里を引き止める。
「ねぇ。優里、もう少しここにいてもいいんじゃないのかな?」
「…………シャルルが言うなら」
と席に戻った優里だが、そのののさん?の隣に座ることは無く、僕の隣に腰を掛ける。
「改めて、那珂様の恋人。志真埜 雪乃ですの」
ぶぅー!!
飲んでいたジュースを思わず吹き出し、ごほんごほんと咳き込む僕。その横はすごい剣幕でののさんを睨むと素早くつっこむ。
「クラスメート。た・だ・の・クラスメートですよ、シャルル。たく、恋人なんて嘘をそんなにどうして堂々と言えるんですか……」
「そんな。那珂様ったら、酷い。あんなに愛し合った仲ですのに……」
「愛し合ってなどいません。貴女が勝手に愛し合っていただけです」
「もう〜那珂様の照れ屋さん♪」
「……えっと……」
僕が馴染みきれず、二人を交互に見ていると優里はこっちを見て
「こちらは今の学校のクラスメートのシャルル・デュノアさんです」
「よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げるが、相手は僕を睨んだままでピクリとも動かない。そして、突然僕を指すと
「那珂様。こんな優男の何処かいいですの!?」
と叫んだ。途端、ポカンとする僕と優里。
「こんな優男よりワタクシの方が那珂様を愛していると思いますのに!!」
「シャルルは優男などではありませんよ。ののさん、シャルルは夜叉ですよ。私が何もしてないのに、追い詰めるんですよ?そんな人が優男なわけありません」
「なら、尚更ですの!!ワタクシと……」
「フフフフ………」
「「!?」」
僕を見て、言い訳を始める優里。
「あの……、シャルル……さん……?なんで、いつにも増してニコニコしてるんですか?それにその後ろのどす黒いオーラは……?」
しかし、時は既に遅し。
「……ごめんなさい。ののさん
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