第二十二話 大庭少佐!作者はスキーで骨折しかけた経験あり!!その五
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「牛乳の脂質とか乳質が胃の中で膜になって」
「それでアルコールの吸収抑えてくれるんだよ」
「だからベストは牛乳」
「サウナの後で酒を飲む時はな」
「牛乳が一番」
「読者も覚えておけよ」
ここでも読者を指差して言う、視線は当然読者目線だ。
「この作品は教育作品」
「読者にそうしたことも教える作品なんだよ」
「だから覚えておいてくれよ」
「俺達との約束だ」
「ただ俺達は約束普通に破るけれどな」
「酒と女と金の為ならな」
実際にそうしたことも平気な二人である。
「裏切る相手、約束破る相手は選ぶがな」
「そうした奴はな」
「人を裏切る相手は裏切る」
「それが俺達だ」
裏切る相手は見るのだ。
「誰彼なしに裏切ることはしない」
「幾ら俺達でもな」
「裏切る時は背中から切るけれどな」
「仮面ライダーファイズみたいに」
「まあそういうことで」
「お茶も飲んだし」
読者への話を終えてだ、二人はまた二人の話になった。
「それじゃあな」
「後は卓球するか」
「こうした旅行の嗜みだな」
「それをしようか」
こう話してだ、二人は今度は卓球場に行った。そしてそこで浴衣姿で卓球をした。しかしその後でだった。
クラスの女の子達がお風呂上がりの浴衣姿で卓球場に来たところでだ、二人は他のクラスメイト達と共にしみじみとして言った。
「やっぱりな」
「ああ、お風呂上がりの浴衣ってな」
「いいぜ、匂いもな」
「最高だぜ」
「しかも寝たら」
布団の中にだ。
「浴衣の中で寝乱れてな」
「胸とか脚が露わになって」
「ブラとかショーツもな」
まさに青春真っ盛りの想像である。
「ちらりってな」
「浴衣最高だぜ」
「そしてそこに夜這い」
「浴衣プレイ、それは」
どうかというと。
「いいものだ!」
「やっぱり、浴衣は最高だぜ!」
「ついでに夜這いもな!」
「修学旅行では出来ないがな!」
「まさに日本のエロス!」
「ヘンリー塚本だ!」
他の監督さんでもあるシチュエーションだ。浴衣で布団の中で寝ている女性の傍に夜にお邪魔することは。
「日本の農村とかでもな」
「そうした設定でもあるよな」
「ああ、それがまたな」
「エロいんだよ」
淫靡と書く、この場合は。
「夜の畳の部屋でな」
「一人寝ている女の人の布団の中に潜入」
「それで後はな」
「これが最高なんだけれどな」
こうした煩悩全開のことを言う、そしてその二人を見て。
女の子達はだ、こう言うのだった。
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