第二十二話 大庭少佐!作者はスキーで骨折しかけた経験あり!!その四
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「後で俺の部屋に来い、いいな」
「ここじゃ駄目ですか?」
「サウナ入りながらじゃ駄目ですか?」
「いいだろう、では話が終わるまで出るな」
このサウナルームからというのだ。
「いいな」
「はあ。じゃあ何のお話ですか?」
「それで」
「いいか、人間とはな」
先生はここから話した、それも一時間。二人は先生の話が終わってからホテルの喫茶コーナーで五〇〇ミリリットルのペットボトルのお茶を買って飲みながらこう話した。
「先生の話長かったな」
「全くだな」
こう二人で話すのだった。
「俺達が間違ってるってな」
「人間は内面だってな」
「一人の女の人に誠意を尽くせとかな」
「金なんか貢がせるとかな」
「顔なんか二の次」
「心こそが大事だってな」
人としての道を解かれたのだ。
「ったくよ、内面なんて磨いてもな」
「世の中清く正しくだけで生きられるかよ」
二人の考えの原点である。
「汚いこともしないとな」
「手段なんか選んでられるか」
「結果が全てだろ」
「要は勝てばいいんだよ」
何処までもこう考えるのだった。
「金だってな」
「ある奴に貢がせて何が悪いんだよ」
「金はある奴から取る」
「それがジャスティスだろ」
二人にとってのだ。
「それで俺達が遊ぶ」
「酒に女にだよ」
「博打もしてな」
「その博打も絶対に勝つ」
イカサマをしてだ。
「内面なんているからよ」
「金儲けには不要だぜ」
「ジゴロやっても働いたらいいだろ」
「何の問題もないだろ」
つまりヒモでなければ問題なしというのだ。
「働いて金を儲けて」
「貢がせても金を儲けて」
「あと博打でも金を儲ける」
「それの何処が悪いってんだ」
何処までも金、金、金の二人であった。
「それがなあ」
「先生なんで説教するんだよ」
「しかもサウナで一時間」
「暑くて仕方なかったぜ」
それで今水分を補給しているのだ、サウナの後は水分を補給しないと身体に悪い。身体の熱を冷す意味もある。
「いや、本当にな」
「先生の説教長かったな」
「先生も後で水分摂ってるよな」
「さもないと身体に悪いぜ」
「血圧と血糖値上がるからな」
「そうそう、サウナってな」
身体が熱くなるからだ、汗もかくしだ。
「その後はちゃんと水分補給」
「お酒飲むにしてもまずは普通の水気」
「ちゃんと水分は摂らないとな」
「サウナの後は絶対だよ
「それこそサウナの後即座に飲酒はな」
「あまりよくないぜ」
このことも話す二人だった。
「作者時々やるけれどな」
「サウナ入った後で飲みに行くことな」
「それやったらやたらアルコールの周りよくてな」
「すぐに酔うんだよ」
実際にそうなる。
「アルコールがな」
「普通
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