第二十二話 大庭少佐!作者はスキーで骨折しかけた経験あり!!その三
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「いい気持ちにさせて貢がせる」
「何かテクニックも必要だっていうけれどな」
「大きさ、硬さ持続時間だけじゃなくて」
「回数も必要だっていうけどな」
何のテクニックだの回数だのはあえてここでは書かない、それは何故かというとこの作品は健全な青少年を育成する教育作品だからだ。
「まずは顔でそして口」
「男はそこで見てくれよ」
「内面見るな、内面」
「そんなの見られたら貢がせられるかよ」
こんなことをだ、二人はサウナルームで言うがだ。
一緒にサウナを楽しんでいた学年主任の熊沢先生がその二人に対して呆れ果てた顔でこう言った。
「御前達、最低だな」
「あっ、熊沢先生」
「おられたんですか」
「さっきからいた」
こう尚智の右横から言うのだった、全身汗に濡れた初老の男性のヌードである。腹は出ておらず引き締まった身体だ。
「そして話を聞いていたが」
「それでどうして最低ですか?」
「俺達の何処が」
「男は内面だ」
先生は言い切った。
「外見なぞにこだわるな」
「いや、それだと貢がせられないですから」
「それじゃあ困るんですよ」
先生にも言う二人だった。
「やっぱり世の中金ですよ」
「それと女ですよ」
「その二つが手に入らないって」
「もう人生終わりじゃないですか」
「何人の女の人に貢がせる気だ?」
先生は二人に問うた、腰にタオルを巻き腕を組んだ姿勢で。
「それで」
「多いだけですよ」
「多ければ多いだけいいじゃないですか」
貢がせる美女の数はというのだ。
「そんなの決まってますよ」
「ハーレムが夢ですから、俺達」
「ホステスに女優に資産家の未亡人」
「全部揃えて」
そしてというのだ。
「女の人に散々貢がせるハーレム」
「これが男の人生の最高ですよね」
「だから俺達思うんですよ」
「女の子には顔と口だけを見て欲しいんですよ」
内面でなく、というのだ。
「それで貢いでもらう」
「あとベッドも」
「やっぱりそれがですよね」
「人生の醍醐味ですね」
「御前達、後で俺の部屋に来い」
これが先生の返答だった。
「一度話しておくことがある」
「えっ、何かあるんですか?」
「可愛い女の子紹介してくれるんですね」
「違う、御前達に人とは何かを教えてやる」
つまり説教をするというのだ。
「その性根を叩きなおしてやる」
「暴力反対ですよ」
「そんな日教組の教師みたいなことしないで下さいよ」
日教組は教師に甘く生徒に厳しい、こうした組織があるから日本では教師の暴力行為が異常に多いのである。
「うちの学校体罰禁止ですよ」
「そこんとこよろしくです」
「俺はそうしたことはしない」
先生もそのことは約束する。
「暴力は何も生み出さない」
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