いきなり俺は目的を見失う。・・・・ってなんだそりゃああああああ!?
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も問題ない」
ホテル屋上で何者かが悪魔を呼び出す儀式をしていた。
「さぁ、見るがいい管理局の愚か者達よ!このアーカムが開く惨劇の宴を!!」
男、アーカムは悪魔を呼び出す。
「さぁ、開くがいい魔界の扉よ!!ここにいる全ての人間に地獄を見せるのだ!!」
そして扉が開こうとしていた。
しかし、
無数の蒼い光が扉を切り裂き、扉は消えてしまった。
「・・・!?・・・・扉が!?なんだ今のは!!?」
あまりの出来事にアーカムは驚いた。
答えはすぐにわかった。何故ならば、
儀式の陣に何かに斬られた跡があったからだ。
さらに、足場は崩壊していき、
アーカムの体はバラバラに別れてしまい、
屋上の崩落とともに巻き込まれて、
アーカムの身体は瓦礫によって潰された。
あ〜、くそ!まだ腹の虫が収まらねぇ。
一通り八つ当たり気味に闇魔刀を振り回し、おもいっきり斬撃を飛ばして少しは落ち着いた。
「ハァ、・・・・本当にどうしよう」
早くも生きる目的を失った俺は落ち込みながら適当に近くの街の中を歩いていた。
「ハァ・・・参ったなぁ・・・(ピピッピピッピピッ)って・・・ん?」
いつの間にかポケットに入っていたスマフォからメールが届いた。
「・・・見るか?」
そして、メールを見た。
神様
件名:標的撃破おめでとう!
いやいや、凄い凄い!
来て早々標的を倒してしまうなんて思わなかった。
仕事が早いのは良いことだけど、周りの被害を考えて欲しかった。
被害がそこまで・・・というか標的だけだったのは良かった良かった。
まぁ今回は偶然そうなったことなのは見ていてわかっているのであまり口煩く言わないし、依頼には被害に対して言ってなかったから仕方がないってことで。
報酬はこちらの世界と地球のお金で300億円程度払うよ!
こっちに来た君は文無しだったし、初依頼達成祝いとして多目に払うよ!
それでは次も頑張って下さい。
メールを見終えた俺は目の前を見た。
そこには銀色のアタッシュケースが置いてあった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・色々突っ込みたいところだらけだった。
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