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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
DORAGON SENSE
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元の姿に戻る。全て終わったのだ」

ジェラールは淡々とそう告げるが・・・これはすげぇことなんじゃないのか!?

「やったのか・・・」
「俺たち、エクスタリアを守れたのか?」
「「「「「「「「「「やったーー!!!!」」」」」」」」」」

俺たちとエクシードたちは喜びを爆発させる。全て・・・全て終わったのだな!!

「エドシリル!!」
「アースシリル!!」

アースシリルがセシリーに捕まれてこちらに飛んでくる。俺たちは互いにハイタッチをし、握手する。

「手伝ってくれて・・・ありがとう・・・」
「いや、礼には及ばんよ。俺はほとんど役に立てなかったからな」

アースシリルは涙を流しながら俺の手を握っている。俺はジェラールに視線を向けると、ジェラールは顔に巻いている布を取り、リリーに話しかける。

「リリー、君に助けられた命だ。君の故郷を守れて良かった」
「ええ・・・ありがとうございます・・・王子」
「王子が帰ってきたよー!!」
「王子!?」
「ジェラールって、王子様だったの!?」
「知らなかったのか?」
「うん」

アースシリルがジェラールが王子だったことに驚く。まぁ、確かに王子が何年も国に帰らないなど普通はないからな。知らないのも無理ないか。

「シリル。お前にもずいぶん迷惑をかけたようだな」

ジェラールがこちらに視線を移す。今のシリルは・・・俺か?

「別に良いよ。アースシリルのおかげて、俺は元に「ぐわぁぁぁ!!」リリー!?」

俺とジェラールが話していると、突如リリーが声を上げそちらに視線を移すと、そこには体を貫かれたリリーがいた。

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」
「黒猫!!」
「リリー!!」

その場にいた全員が驚愕し、リリーを見る。崩れ落ちていくリリーの後ろには、大量のレギオンとこちらにテン・コマンドメンツを構えるエルちゃんの姿があった。

「まだだ!!まだ終わらんぞ!!」

リリーは体を貫かれたせいで、空を飛ぶ力がなくなったのか、地上に向かって落下していく。

「裏切り者め。所詮は堕天、元エクシード。王に救われた恩を忘れ、刃を向けるとはな」
「向こうのエルザ!!」
「ナイトウォーカーだよ!!」
「あのやろうよくも!!」
「仲間だった猫を撃ったのか!?」

アースナツ、ハッピー、ガジル、アースシリルがエルちゃんを睨みながら言う。

「誰か!!リリーを助けて!!」
「ダメじゃよシャゴット」
「女王様!!私に任せてください!!」

女王(クイーン)の命を受け、女の子のエクシードがリリーを助けに向かう。リリーは割りと丈夫だが、大丈夫なのか?

「スカーレットーー!!」
「ナイトウォーカー・・・」

エルちゃんの
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