第10話
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「な、なぜ貴様が動ける力を使い果たしたんじゃあないのか」
「いつ俺が力を使い果たしたなんて言ったんだよ」
的外れな事を言う悪魔に対し俺はそう言う
「しかし」
それでも何かを言おうとする悪魔に対して俺は氷輪丸の切っ先を向け
「もう黙れよ」
氷輪丸の力を解放する。すると氷輪丸の切っ先から特大の氷の龍が放出される。その龍は悪魔達を飲み込んでも力は衰えないまま近くの山に当たりその山をまるまる氷付けにした。
「大丈夫だったか」
俺は後ろにいる女の悪魔に聞く
「あっは、はい」
「それは良かった、なら俺はこれで」
そう言い俺はここから去ろうとすると
「待ってください!あなたの名前を教えて下さい」
後ろから女の悪魔がそう言うので俺は
「一誠、俺は赤龍帝兵藤 一誠だ。お前の名前は」
「ソーナ、ソーナ・シトリーです」
「そうか、いい名前だ」
そう言い残し俺はそこから素早く姿を消す
「彼が今代の赤龍帝一誠、兵藤 一誠」
ソーナは頭の中で何度もその名前を繰り返し絶対に忘れないようにする。
一誠はそこから離れながら
「あれがソーナか、いきなり原作メンバーに会うとは思わなかった。それに、なんだよ、いい名前だって完全にナルシストだって思われたに違いないよ」
後悔していた。
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