第10話
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「ああ、とっーーても悪い人さ」
彼らは知らない目の前の人間は悪を嫌い目の前の悪を決して許さないことを
「それなら良かった」
その瞬間、言葉を発した悪魔の首が宙を舞う。
「なっ!?」
いつの間にか一誠の手には斬魄刀が握られていた。
悪魔達はしばらく固まっているとようやく状況を理解したのか
「なにをしやがる!このクソガキ!!」
そう言い俺に向けて一斉に殺気を向ける、しかし
「優しいなぁ、氷輪丸と比べるとなんて優しい殺気なんだ」
「なんだとっ!」
ただの人間が自分たちの殺気に反応しないことがよっぽど驚いたのか悪魔達は一人残らず驚愕するが次の瞬間その感情は怒りに変わる
「まさか、この程度の殺気に恐怖すると思っていたの」
「調子に乗るなよ、人間風情が!!!」
悪魔達は手に魔法陣を展開すると俺に向けて一斉に放ってくる。
ドォォォォン
魔法がぶつかり俺を中心に土煙が舞う
「ハハハハ、人間風情が俺達に逆らうからこんな目にあうんだ」
「何で、彼をころしたの!!」
「人間の分際で俺達悪魔に逆らったからだ」
「なに、俺を死んだ事にしてやがる」
土煙がはれると、そこには無傷で立つ一誠の姿があった。
「何で」
「何でお前が生きている何て当たり前な事を聞くなよ、俺があの程度の威力で死ぬはずがないだろう」
「殺せ、あいつを殺せぇーー!!」
その言葉により悪魔たちは炎や水や風や土や雷などの様々な魔法を俺に向けて放つ。
それを俺はすべてを軽々と避ける。そして俺は女の悪魔の前にたつと
「大丈夫だ、すぐに終わらせてやる」
俺は女の悪魔を安心させるためそう言う。しかし、それを侮辱だと思ったのか
「終わらせるだと、俺たちの攻撃をよけた程度で調子にのるなよ!」
俺は一本の斬魄刀を抜くと始解を使う為の解号を唱える
《霜天に坐せ 氷輪丸》
その瞬間、俺達の周りは雪景色に変わる。
その規模に悪魔達は全員が驚愕する後ろにいる女の悪魔ですら驚いている
「貴様なんだこの力は!!」
「教える訳がないだろう」
「ふっ、まあいい、それだけの力を使えばもう貴様は限界だろう」
こいつはなにを言ってるんだ、力を使う?何を的外れな事を言ってるんだ?
まさか、始解の余波を技と勘違いしたのかおいおい、これで技を使えばどうする気だよ今のとは比べるのもおこがましい程強いぞ。
「クックックどうした何もせんならこちらからいくぞ」
俺に向けて一斉に魔法が飛んでくる。ここで避けるのは簡単だが避ければ後ろの子に当たるんだよな、俺は魔法に向けて氷輪丸を軽く振るとすべての魔法が凍りつく。
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