プロローグ:4人兄弟姉妹、☆空レストランへ行く
このJK妹、接待経験あり(する側とは言ってない)
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〜夕食からの帰宅後〜
「はぁ……。今日は最悪だ……」
「アキ兄ありがとねー」
「サンクス兄貴。さすがに味のレベル違ってたわ」
「ん? おー、それならよかった」
「――お兄ちゃん」
「……ん? どした?」
「これ」
「何この封筒?」
「聖斗の服買ったお釣り。余ったからあげる」
「は? 別にいいよそんなん」
「いいから。また明日仕事あるんでしょ? さっさとそれ懐にしまって家帰ったら?」
「えー? 少しは運転者をいたわってくれよー」
「お茶くらいは出すけど?」
「マッサージしてほしいなー、なんて」
「聖斗か結月に頼めば? あたしはお風呂入る」
「聖斗じゃ強ぎるし、結月じゃ弱いんだけどなー」
「……ワガママ」
「それ無理矢理人に奢らせた奴が言う台詞かー?」
「自業自得でしょ。晩ご飯、何でもいいって言った」
「それとこれとは別だって。本気で焦ったんだからなー?」
「はいはい。じゃあさっさと横になる」
「おう。じゃあ頼むわー」
「――ったく」
……
…………
………………
「おおぅ? あー、そこはかなりキクわー……」」
「だろうねえ。かなり固まってるよ?」
「さすが、俺のツボわかってんなー」
「当たり前でしょ。あたしだって……っ、お兄ちゃんの妹なんだから」ゴリッ
「っ、ぃてぇっ!?」
「あっ、ごめん……」
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