悪魔の妹と神外の化物
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面倒臭いと愚痴をこぼしながらも異変解決へと向かっていた白夜。
しかし、致命的な欠点があった。
白「やべぇ、地形わからねぇよ。
あれ、詰んだ?
詰んだな、確実に詰んだな。
だいたい異変で分かっていることといえば、紅い霧が出ていることだけだし??????。」
うーん、と頭を悩ませる白夜の元に、顔が見知った人物が現れた。
ル「あれ、白夜じゃん。
目が覚めたの?」
白「あ、ルーミア。
久しぶりだな、そしてついに背が追い越された泣きたい。」
金髪のショートヘア、トレードマークと言わんばかりにリボンがついた少女、ルーミアだった。
そして、白夜より少し背が大きくなっていた。
ル「っていうか、どうしたの?
こんなところで頭を悩ませて。」
白「紫に異変を解決して来いって言われた。
報酬が来るならいいって承諾して異変解決のために動いてたんだけど詰みましたまる。」
ル「紫にねぇ??????。」
白「幻想郷の地形がわからない、だから下手に動いたら迷いそうでさ。」
ル「なるほど??????。
そういえば最近、霧の湖っていうところの奥に紅い館が出現したんだって。
たぶん紅魔館だと思うよ、私も何度か呼ばれたことあるし。
行ってみたらいいんじゃないかな、ここをまっすぐ行くと霧に囲まれた湖があるからそこをまっすぐ飛んで行くとみえるよ。」
白「紅い霧もそのらへんから出てるみたいだしな??????。
そうするよルーミア、ありがとう。」
ル「それじゃ、また今度ね。」
白「ああ、またな。」
ルーミアと別れると、霧に囲まれた霧の湖へと向かう。
白「すごいな、この霧はずっと出てるのか?
そうだとしたら尚更ふしぎだな。」
景色をチラチラと見て楽しみながら、紅魔館へと向かう。
少しすると、紅い霧に紛れて紅い大きな館が見える。
間近で見ると迫力が違う。
白「うっわでかいな????、紅魔館ってこんな感じなのか。
迫力があるなぁ、紅くて大きいからか?」
辺りを見回しても誰もいない。
白「うーん、このくらいい大きな館なら門番とかいそうなんだけどなぁ。
まぁいいか。」
白夜は門を飛び越えて正面玄関から中に入る。
白「失礼しま〜す、??????誰もいないな。
警備とか大丈夫なんだろうか??????。」
都合のいいことに、一部に気配が固まっているのを感じる。
会議か何かしているんだろうと、1つだけポツリと離れた気配の元へと向かう。
白「地下か??????。
ここに誰かいるのか?」
白夜が向かった場所は地下室だった。
そこから気配がした白夜
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