終焉の竜鎖砲
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陛下の拘束が解けた!!」
「今だ!!照準を戻せ!!」
「まずい!!」
「くそっ!!」
俺たちがもう一度照準を変えようと突っ込むが、兵が多くて近づけねぇ!!
「撃てーぃ!!」
王の指示によって、竜鎖砲が発射されてしまった!!放たれた竜鎖砲は、巨大魔水晶へと繋がれる。
「接続完了!!」
「エクスタリアにぶつけろー!!」
「やめろー!!」
ナツが叫ぶが時すでに遅し!繋がれてしまったらもうどうしようもないぞ!!
ドカァン
「!!」
突然部屋の壁が破壊され、俺たちはそちらを見る。そこにいるのは・・・レギオン!!
「みんな!!乗って!!」
「ルーシィ!?」
「なんでルーシィがレギオンを!?」
「私のレギオンだよ!シリル!!」
ひょっこりと顔を出したのはココ!!あいつのレギオンなのか!!もしかしたら・・・レギオンなら止めれるのかも!!
俺たちは急いでそのレギオンに乗る。
「こいつで止められんのか!?」
「わかんない!!でもいかなきゃ!!」
俺たちを乗せたレギオンは、巨大魔水晶へと向かっていく。こいつを止めねぇと・・・ドロマ・アニムが出てくる前に!!
エクスタリアに到着したシリルは・・・シリルside
エクスタリアに到着して、俺が最初に見た光景に愕然とした。たくさんのエクシードが石を投げていて、その投げられた場所にいるのは・・・ウェンディとシャルル!!
「ウェンディ!!」
「シャルル〜!!」
俺とセシリーがエクシードの群れを掻き分けて前に進んでいく。俺はウェンディとシャルルに投げられた石をはたき落とす。何個かはたき切れなくて俺に当たったけど・・・
「シリル!」
「セシリー!」
ウェンディとシャルルは俺とセシリーがやって来たことに気づく。二人とも、石をぶつけられてボロボロだ。
「なんだ!?」
「また人間と堕天がこのエクスタリアに!!」
「出ていけー!!」
「待て!!」
俺が右手を出してストップをかけると、エクシードたちは動きを止める。さすが天使、話は聞いてくれるようだね。
「さっきウェンディ・・・この子たちが言ったと思うけど、このエクスタリアに危険が迫ってる。たぶん大丈夫だと思うけど・・・万が一ということがあるからな。すぐに避難してほしい」
「黙れ人間!!」
「俺たちはエクシードなんだ!」
「女王様がそんなもの魔法でなんとかしてくれる!!」
俺が説明してもエクシードたちはまったく信じる様子がない。エドシリルの言った通りだな。
「・・・近衛師団が魔水晶にされたってのは聞いたか?」
「そんなのウソに決
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