家〜「G」
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Gは俺らの周りをただひたすらに飛ぶだけだったが、パニクった亜美に俺は背中を思い切り押された。
その際に運悪く、Gはピタッと俺の背中に止まり、体勢を崩した俺は背中から倒れこむしか選択技がなかった。
「亜美覚えてろよ。この借りは必ず返せよ?」
「あ‥‥お兄ちゃんごめん。後でなんでも言うこと聞くから‥‥」
せめてこれ以上何もすることができず天命を終えるのならば、Gに怯え涙ぐむ可愛げのある妹を目に焼き付け、、、、死んでやる。
俺は目を閉じすべての感覚をできる限り最小限に抑え、G付きの背中から床に大の字で倒れこんだ。
さらば‥‥俺の寂寥なる人生よ‥
ブチュッ!
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