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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
黒の剣士
第6話
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地の‘思い出の丘’。この道を通るんだけど……。』
キリトが47層の説明をしていると…、
サチ『……。』
サチが、何かに反応した。
キリト『……。』
キリトも同じだ。
シリカ『キリトさん?』
キリト『し……。』
シリカがキリトに聞くと、キリトは指を唇に当てた。
するとサチが槍を装備して、目にも留まらぬ速さでドアを引き開けた。
サチ『誰なの……??』
外には誰もいない。だが、誰かが階段を降りる音がサチには聞こえた。
キリト『どうだサチ?』
サチ『駄目、取り逃がしたみたい。』
キリト『そうか……。』
シリカ『どうかしましたか?』
サチ『誰かに聞かれたみたい。』
シリカ『しかし、ドア越しでは聞こえない筈。』
サチ『普通はね。でも……』
キリト『【聞き耳スキル】なら、話は別だ。そういう奴は、滅多にいないけど……。』
その会話の後、サチはドアにもたれかかり、キリトは説明を続けた。
説明が終わったのは夜10時頃。説明の終わった2人は部屋を出た。
2人が出た部屋を出た後、シリカはベッドに潜り込んで眠りに着いた。
因みに、部屋に戻ったキリトとサチは寝巻きに着替えると、1つのベッドの上で互いを抱き枕にして眠りに着いた。
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