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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
黒の剣士
第6話
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シリカ。俺はキリト、コッチは俺の相棒のサチ。』
サチ『宜しくね、シリカちゃん。』
キリトとサチは、シリカに自己紹介した。
シリカ『はい、宜しくお願いします。キリトさん、サチさん。』

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それから3人はフィールドを出て、35層の主街区に入った。

サチ『キリト、何だが…視線を感じない?』
キリト『無理もないさ、シリカの人気っぷりは、現実世界のアイドル並何だからな。』
サチの問いにキリトはぶっきらぼうに返した。

3人が宿に向かって歩いていると…、
『君…シリカちゃんだよね、良かったら俺達と一緒にパーティーを組まない?』
『そうそうっ、勿論損はないよ。』
2人の男性プレイヤーがシリカに話し掛けて来た。目的はシリカの勧誘だ。
シリカ『あっ、あの〜…実は私、この人達と暫くパーティーを組むので……。』
シリカはキリトの腕を掴んで男性プレイヤーに言った。するとその男性プレイヤーはキリト達2人を嫉妬深そうな目で睨んだ。
『オイオイ、何処の馬の骨だか知らないが、抜け駆けは良くないな。』
『そうそう、ただで済むと思ったら、大間違いだ。』
そう言って、男性プレイヤーは、武器を装備した。
シリカ『待って下さい??私は……』
サチ『いいわ。その勝負受けてあげましょう。』
シリカの言葉が終わる前にサチが横槍を入れ、槍を装備した。
キリト『おいサチ……』
サチ『キリトは黙ってて??』
キリト『はい……。』
サチの行動にキリトは止めようとしたが、サチの気迫に圧倒され、キリトは縮こまった。

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こうして、サチと男性プレイヤーはデュエルする事となった。
サチの相手をする事になったのは、サチより背の高い両手剣使い。デュエルのオプションは、《初撃決着モード》。
そしてカウントダウンが始まった。
サチは槍を、男性プレイヤーは両手剣を構え、DUELの文字が弾けたと同時に2人は動いた。

男性プレイヤーは両手剣ソードスキルWアバランシュWを持って突進。
それに対し、サチは"テクニカル・ビースト"を発動してから突進して距離を詰め、槍のソードスキル Wツイン・スラストWで先制相手を吹っ飛ばした。
スピードではサチの方が遥かに勝っている。

ーーーー

『何なんだ、あの女性プレイヤー??』
『〈閃光のアスナ〉に劣らず勝らずのスピードじゃないか??』
デュエルを観戦しているギャラリーが騒ぎ出した。

実はサチ<血盟騎士団>副団長のアスナを超えるスピードを持つプレイヤーで、非公認ではあるが〈俊足の槍突(スピアー)〉と言う二つ名を有する程の実力者で、以前デュエルでアスナをスピードで持って負かした。
それ以来、アスナはサチをライバル視しているが、サチは全く
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