暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂.
第二シーズン〜時空大冒険〜
第七章 【ロストアビリティー】
第十八話《白の騎士》
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女に飛びかかろうとしていたが、風刹がなんとか二人を抑えている、少女ではなく、迅とカインが再起不能になる可能性があるからだ。
そして、貫は冷静にナイトに尋ねた。

「同士討ちってどういう事だ?この白いローブの娘は俺らの味方なのか?」

それに対して、ナイトは、静かに頷いた。

「あぁ、俺と同じ神様に仕える身だ、そして----------」

ナイトがそこまで言うと、少女が割り込み、ナイトの話を切り、自分で自己紹介を始める。

「ライト、そいつ(ナイト)の妹だ、風刹をこっちに送ったのも私さ」

少しの間を開けたあと一同は仰天した。

「いっ!妹だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ????????????」

ナイトは、少し恥ずかしそうに、いや、気まずそうに言った。

「あぁ、その通り、妹だ。さっきはすまなかったな、もう少しで妹が、千年に一度(くらい)の存在をいっきに4人も亡き者にするところだった。」

その、言葉に千年に一度(くらい)の存在は頭に?を浮かべる。それに対して、ナイトは、少し怯えた顔で言った。

「いいか?お前ら、気をつけろよ、妹だが、ライトの強さは天界でも5本の指に入ると言われている。そして、俺は、神様の一番の遣いだが、5本の指には入っていない。
分かりやすく言うとライトは、俺の数倍は強い。」

迅は、先ほど切られそうになった時を思い出しゾッとする。
すると、ライトが話に入ってきて言った。

「ナイト、そんなことは、どうでもいいだろ?本題に入ろう」

「あぁ、そうだな」

そう言ってナイトが手を横に突き出し、時空ホールを展開させる。

「まぁ、本題と言っても話すより見てもらった方が良いだろう。と、言うか、説明する時間も惜しいくらい、あまり良い状況じゃない。この時代の、《時空の歪み》は既に解消された。元の時代に帰るぞ」

そう言って、ナイトは時空ホールへの道を開けて、迅たちをその場に促す。
そして、迅たちが、時空ホールに飛び込もうとした時、後ろから声がした。

「お前ら!」

エルンだ。

「人類の勝利に貢献した英雄たちに敬礼!!」

エルンの掛け声に合わせ、その場に居合わせた、兵士たちは、気をつけの姿勢をとり、右の親指、人差し指、小指を立てながら、左胸に力強く引きつけた。

それを見て、迅たちは、少し笑い、手を軽く一振りして、別れの挨拶として、時空ホールへと飛び込んだ。


迅たちが時空ホールに入り終えると、時空ホールは音もなく、消え去った。
兵士たちは、敬礼をしたまま心で伝えた。

『ありがとう英雄たち』








* * *


----4000年----

惑星-アンゲスト-

風が
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