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遊戯王GX 〜漆黒の竜使い〜
episode4 ーDancing Of Harpieー
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閃光が伸び、足元には魔法陣が光輝く。

「喪われた竜の魂よ!私を守る鎧となり、敵を砕く剣と化せ!我が身に纏え、漆黒の竜よ!竜の王者、ここに降臨!『ロード・オブ・ザ・レッド』!」

紅い光がレンカを包み込み、その姿を変える。
光が霧散し、レンカが元いた場所には漆黒の竜鱗に身を包んだレンカの姿が。

「おおぉ!!なんと、『漆黒の竜使い』レンカ、自らの操るドラゴンを身に纏ったぁ!」

MCの言う通り、レンカの姿はまさしく『真紅眼の黒竜』。それを決定づけるかのように、漆黒の鎧からは、ドラゴンを模した翼が生え、腰あたりから伸びた鞭のように太い尻尾は地面を打っている。

「ふぅ……、私は、『真紅眼の遡刻竜(レッドアイズ・トレーサー・ドラゴン)』の、エフェクト発動!自身を、リリースし、このターンレッドアイズを通常召喚、します!
さらに、この瞬間!『ロード・オブ・ザ・レッド』のエフェクトが、発動!
『ハーピィズペット竜』を、破壊、します!」
「なっ!?」

灼熱の炎剣が、レンカから放たれ『ハーピィズペット竜』を貫き爆発四散させる。

「そして、私はデュアルモンスター『真紅眼の黒炎竜』を、再度召喚!」

一度フィールドを、離れ失った効果()を取り戻し歓喜の咆哮を轟かせるレンカのドラゴン。

「準備は、整いました!バトル!
一体目の、『真紅眼の黒竜』で『ハーピィ・レディ1』を攻撃!」

「リバースカードオープン!『ゴッドバードアタック』!私は『ハーピィ・ダンサー』をリリースし、『真紅目の黒炎竜』と『ロード・オブ・ザ・レッド』を選択!二体を破壊する!」
「っ!速攻魔法『禁じられた聖衣』を『ロード・オブ・ザ・レッド(わたし)』に対し発動!攻撃力を600ポイントダウンし、このターンエフェクトを対象とならず、効果では破壊されなくなる!
さらに、エフェクトが発動されたため、『ロード・オブ・ザ・レッド』の第二のエフェクトを発動!『ハーピィの狩場』を破壊する!」

聖衣の加護がハーピィの決死の特攻を防ぎ、薙ぎ払われた炎剣が森を焼き払う。
一気にまくし立てたためか、苦しそうに呼吸をするレンカ。だが、一向に攻めの手を緩める気配はない。

「攻撃、続行!やれ、レッドアイズ!」
「っ!クゥゥゥゥ……!」

「これで、支援エフェクトは全て、消えた!私は、二体目の『真紅目の黒竜』で『ハーピィ・チャネラー』を攻撃!」

二体目のレッドアイズがハーピィを焼き払い、舞のライフをおよそ半分、2200まで削る。

「さらに、『ロード・オブ・ザ・レッド』で『ハーピィ・ダンサー』を攻撃!」

三度放たれた炎剣がハーピィ・レディを穿ち、燃やし尽くす。
これで、舞の残りライフは1600。レンカと並んだ事になる。

「くぅ……は
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