episode4 ーDancing Of Harpieー
[10/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
閃光が伸び、足元には魔法陣が光輝く。
「喪われた竜の魂よ!私を守る鎧となり、敵を砕く剣と化せ!我が身に纏え、漆黒の竜よ!竜の王者、ここに降臨!『ロード・オブ・ザ・レッド』!」
紅い光がレンカを包み込み、その姿を変える。
光が霧散し、レンカが元いた場所には漆黒の竜鱗に身を包んだレンカの姿が。
「おおぉ!!なんと、『漆黒の竜使い』レンカ、自らの操るドラゴンを身に纏ったぁ!」
MCの言う通り、レンカの姿はまさしく『真紅眼の黒竜』。それを決定づけるかのように、漆黒の鎧からは、ドラゴンを模した翼が生え、腰あたりから伸びた鞭のように太い尻尾は地面を打っている。
「ふぅ……、私は、『真紅眼の遡刻竜』の、エフェクト発動!自身を、リリースし、このターンレッドアイズを通常召喚、します!
さらに、この瞬間!『ロード・オブ・ザ・レッド』のエフェクトが、発動!
『ハーピィズペット竜』を、破壊、します!」
「なっ!?」
灼熱の炎剣が、レンカから放たれ『ハーピィズペット竜』を貫き爆発四散させる。
「そして、私はデュアルモンスター『真紅眼の黒炎竜』を、再度召喚!」
一度フィールドを、離れ失った効果を取り戻し歓喜の咆哮を轟かせるレンカのドラゴン。
「準備は、整いました!バトル!
一体目の、『真紅眼の黒竜』で『ハーピィ・レディ1』を攻撃!」
「リバースカードオープン!『ゴッドバードアタック』!私は『ハーピィ・ダンサー』をリリースし、『真紅目の黒炎竜』と『ロード・オブ・ザ・レッド』を選択!二体を破壊する!」
「っ!速攻魔法『禁じられた聖衣』を『ロード・オブ・ザ・レッド』に対し発動!攻撃力を600ポイントダウンし、このターンエフェクトを対象とならず、効果では破壊されなくなる!
さらに、エフェクトが発動されたため、『ロード・オブ・ザ・レッド』の第二のエフェクトを発動!『ハーピィの狩場』を破壊する!」
聖衣の加護がハーピィの決死の特攻を防ぎ、薙ぎ払われた炎剣が森を焼き払う。
一気にまくし立てたためか、苦しそうに呼吸をするレンカ。だが、一向に攻めの手を緩める気配はない。
「攻撃、続行!やれ、レッドアイズ!」
「っ!クゥゥゥゥ……!」
「これで、支援エフェクトは全て、消えた!私は、二体目の『真紅目の黒竜』で『ハーピィ・チャネラー』を攻撃!」
二体目のレッドアイズがハーピィを焼き払い、舞のライフをおよそ半分、2200まで削る。
「さらに、『ロード・オブ・ザ・レッド』で『ハーピィ・ダンサー』を攻撃!」
三度放たれた炎剣がハーピィ・レディを穿ち、燃やし尽くす。
これで、舞の残りライフは1600。レンカと並んだ事になる。
「くぅ……は
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ