エドラス王の作戦
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で俺たちは部屋から出る。
「おし!!準備完了!!王様見つけて、魔水晶ぶつけんの止めるぞ!!」
「おお!!」
「うん!!」
ルーシィさんとグレイさんが走り出していく。しかし、ナツさんがそれを止める。
「待て!!そっちは怪獣が二匹もいる!!こっちだ!!」
「エルザは放っておいて大丈夫?」
ルーシィさんは心配そうにいう。
「問題ないですよ」
「あのエルザだぞ?」
「相手もだけどね」
ナツさんを先頭に、グレイさん、ルーシィさんもエルザさんたちのいない道にいく。だけど、ウェンディたちが付いてこない。どうした?
「ウェンディ?」
「シリル!私たちはエクスタリアに向かうわ」
「な・・・なんで!?」
ウェンディの提案に、シャルルが驚く。ウェンディはシャルルの方を向く。
「王国軍の攻撃があることを伝えて、避難させないと」
「私たちは、その攻撃を止めるんでしょ!!」
「もちろん止めるよ!!絶対にやらせない!!」
そういってウェンディは俺の方を見る。
「それはシリルたちを信じてるから!!
でも・・・王国軍は他にどんな兵器を持っているかわからない!万が一に備えて、危険を知らせなきゃ!!私たちにはそれができるんだから」
「いやよ!!戻りたくない!!私・・・エクシードなんてどうなってもいいの」
シャルルはウェンディの提案に首を振り続ける。よっぽどいやなことでもあったのか?
ウェンディはそんなシャルルに目線を合わせる。
「人間とか、エクシードとかじゃないんだよ?」
「・・・」
「同じ生きるものとして、できることがあると思うの。私がずっとそばにいるからね、怖くないよ。ね?」
「・・・わかったわ」
シャルルもようやく納得したようだな。それじゃあ、
「ウェンディ!俺はナツさんたちを追いかけるよ」
「うん!必ず止めてね!!」
「もち「どわあああ!!」なんだ!?」
俺とウェンディが話していると、ナツさんの悲鳴が聞こえてくる。なんだ?
「うわああああ!!」
「きゃああああ!!」
今度はグレイさんとルーシィさんの声が聞こえた・・・と思ったら、先に王様のところに行ったはずの三人がこちらに飛んでくる。
「ナツさん!?」
「グレイさん!?」
「ルーシィさん〜!?」
「あんたたち、どうしたの!?」
俺たちが飛んできた三人を見ると、奥から声が聞こえてくる。
「なんだ。まだいたのか。ずいぶんと増えすぎているようだな」
「誰だ?」
俺が声のした方を見ると、そこから水色の髪をした、長い杖を持った男が現れる。
「なんだ。俺を知らないのか?まったく・・・とんだ無知な女の子だ・・・いいだろ?教えてやろう!!」
男はそういうと
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