エドラス王の作戦
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の匂いは・・・」
グレイさんとルーシィさんが敵だと思って構えるけど・・・この匂いは・・・
「ナツさんです」
「いやああああああああああああ!!」
「ナツかよ!!」
ナツさんが顔面蒼白で走ってきた。どうしたのかな?
「エルザが二人いたーー!!何だよアレ!!なんなのアレ!!」
ナツさんはアースエルザさんとエドエルザさんを見て驚いてたのか。確かにエルザさんが二人もいたらナツさんにとったら怖いですよね。
「怪獣大決戦か!?この世が終わるのかー!?」
「そこまで言いますか!?」
ナツさんのあまりの慌てように思わず突っ込んでしまう。するとナツさんは何かに気づく。
「グレイじゃねーか!!」
「しまらねーし、落ち着きねーし、本当うぜぇな、お前」
「アースランドの・・・あたしたちの知ってるグレイよ」
「何!?」
あきれるグレイさんとルーシィさん。ナツさんは驚きを隠せない。
「ほら!服着てないでしょ?」
「本当だ!!」
「うお!!いつのまに!!」
「最初からだけどね」
俺がグレイさんが上半身裸なことを言うと、ナツさんは納得し、グレイさんは驚く。本当に意識ないんですね。
「あれ・・・本当だ・・・グレイさんがいる・・・」
「え?今気がついたの?」
「ウェンディ〜、鈍感すぎ〜」
「おや?地下だから陽が当たんねーのかな?自分の影が薄く見えるぜ」
「ぐ・・・グレイさん・・・」
グレイさんはウェンディに気づかれていなかったことにショックを受けて、涙を流していた。なんかすみません・・・
「もしかして、お前らが俺たちを助けてくれたのか?ルーシィも無事だったんだな!!」
「あたしのことも今気づいたんだ・・・」
「私ってば、一番最初に言わなきゃいけないことを!!あ・・・ありがとうございます!!」
「き・・・気にすんな・・・」
ルーシィさんもナツさんに気づかれてなかったことにショックを受け、ウェンディはグレイさんに何度も頭を下げる。グレイさんはいまだにひきずってるみたいだけど・・・
「シリルがグレイを元に戻したのか?」
「ガジルさんも一緒にやってくれました!」
「何!?」
「エルザも元に戻ったんだ。そんで向こうのエルザと対決してる」
「そ・・・そうなのか・・・」
ナツさんはようやく納得してくれたようだ。
俺たちが話していると、ウェンディが後ろでシャルルとセシリーを抱き締めている。
「やっぱり、シャルルとセシリーも私たちを助けにきたくれた。ありがとう」
「えへへへ・・・」
「・・・」
セシリーは照れたような顔をしてるけど、シャルルはブスッとしている。気にしすぎなんだよ、シャルルは。
それからしばらくして、グレイさんが服をどこからか持ってきたの
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