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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
エドラス王の作戦
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ぁ」
魔水晶(ラクリマ)にされた、皆さんを元に戻したのも滅竜魔法なんですよ」
「え〜!?」
「本当!?」
「オイラ・・・みんなの魔水晶(ラクリマ)どこにあるか知ってるよ!!」
「マジか!!ハッピー!!」
「あい!!」

ハッピーはうなずく。ハッピー大活躍だな!!

「ガジルさんがその巨大魔水晶(ラクリマ)を探すって町中で暴れてる!!ガジルさんをその魔水晶(ラクリマ)まで連れてける?」
「ガジルなら、みんなの魔水晶(ラクリマ)を元に戻せるんだね?」
「シリルは?」
「俺はウェンディを助けてからすぐに向かう!!」
「わかった!!ガジルはオイラに任せて!!」

ハッピーは(エーラ)を出して飛んでいく。

「ちょっと!!大丈夫なのハッピー!!」
「大丈夫よ」

心配するルーシィさんとハッピーを見つめるシャルル。

「俺たちは早くナツとウェンディを見つけるぞ!!」
「ウェンディに何かあったらただじゃおかねぇ・・・!!」

俺たちは地下に向かって再び走り出す。しばらく走ると、前方に扉を見つける。

「あそこか!!」

グレイさんは扉を蹴破り、俺たちは中に入っていく。そこにいたのは、倒れているウェンディとナツさん。

「「ナツ!!」」
「「「ウェンディ!!」」」

グレイさんとルーシィさんはナツさんに、俺とシャルル、そしてセシリーはウェンディに駆け寄り抱き抱える。

「ウェンディ!!しっかりして!!」
「ウェンディ!!」
「目を覚まして〜!!」
「しっかりしろ!!」
「ナツ!!」

二人は俺たちの声にまったく気づく様子がない。意識を失ってるのか!?

「ごめんね!ごめんね!ウェンディ!!」
「シャルル〜・・・」

意識のないウェンディを見て、シャルルは抱きつき涙を流し?セシリーは背中を擦る。

「おいナツ!!いつまで寝てんだ!!いい加減起きろ!!」
「ちょっと!!グレイ!!」

グレイさんはナツさんを揺すって起こしてみようとしてるけど・・・まるで起きる気配がない。

「とりあえずエクスボールを飲ませるんだ。シリル!!」

グレイさんはそういって俺にエクスボールを渡す。

「ウェンディ!!口開けて!!」
「コラ!!口開けろナツ!!」

グレイさんはそういってナツさんにエクスボールを飲ませる。

「ゲホッ!ゲホッ!」

飲むには飲んだようだけど・・・ナツさんは咳をして苦しがっている。ウェンディに飲ませるの気が引けるなぁ・・・

「シリル!!あんたの水で流し込みなさい!!」
「おお!!その手があった!!」
「シリル早く〜!!」

俺はウェンディの口にエクスボールと水を流し込む。すると・・・すんなり入ったような気がする。
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