暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
エドラス王の作戦
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
にあった魔水晶(ラクリマ)覚えてますか?」
「広場にあった魔水晶(ラクリマ)!?」
「ああ、そうだ」

ルーシィさんは少し上を見上げて思い出しているようだ。

「あれがちょうど、俺とエルザだったらしい」
「ウッソォ!?」
「でもどうやって元に戻ったの?」
「そっか〜!シリルが元に戻したんだね〜!!」
「それと、ガジルさんもね」
「「「「え!?」」」」

俺がそういうと、ルーシィさんたちは驚いて立ち止まる。というか、ガジルさんがいなかったら、元に戻せなかったかもしれないけどね。















少し遡って・・・

「うおっ!!」

ガジルさんが魔水晶(ラクリマ)を鉄竜剣で叩くと、魔水晶(ラクリマ)は光り輝く。

「やった!!」
「どうだ!ギヒッ」

俺とガジルさんはハイタッチして魔水晶(ラクリマ)を見る。すると、魔水晶ラクリマ はみるみる小さくなっていく。

「え!?」
「何!?」

俺とガジルさんはそれを見て驚く。どんどん魔水晶(ラクリマ)は小さくなっていき、グレイさんとエルザさんになる。

「どういうことだ・・・」
「たったの二人!?」

あんだけ大きな魔水晶(ラクリマ)だったのに、出てきたのはエルザさんとグレイさんだけ!?
・・・いや、今はそんなこと言ってられないか。

「おい起きろ!!」
「二人とも!!しっかりしてください!!」

ガジルさんと俺が呼び掛けると、二人はゆっくりと立ち上がる。だけど、意識があるようには見えない。

「「・・・」」

二人が完全に立ち上がると、そこにきてようやく目を覚ます。俺はそれを見てホッとする。

「おお、気がついたか」
「よかった〜・・・」
「ガジル!?シリル!?」
「うお!どうなってる!?」

グレイさんは辺りを見回して驚く。そりゃあ、さっきまでギルドにいたって思ってますからね。驚きますよ。
ガジルさんはそんな二人を見て舌打ちする。

「話はあとだ!こっからずらかるぞ!!」

俺たちが一刻も早く逃げようとしたが、

「貴様らぁ!!」
「なんということを!!逃がさんぞ!!」

すでに王国軍が俺たちに向かって来ていた。なんということをって・・・元々の原因お前ら!!

「くっ!」

グレイさんが魔法の姿勢を取る・・・けど・・・

「魔法が使えない!?」
「何!?」

二人は魔法が使えないことに驚く。その間にも王国軍はこちらに突っ込む。

「その話もあとだ」ガジガジ
「ガジルさん!俺、こっちをやりますから」
「任せろ!!」

俺とガジルさんはそれぞれ違う方向を向いて、魔力を口に溜め込む。

「鉄竜の・・・」
「水
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ