第4章 ハイネセン同盟軍統合士官学校 卒業間近の悲劇
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「了解しました。
任務を遂行します。」
と返答してきた。
しかし、私は途轍もない不安を感じていた。
それは、彼らが人を殺せるか?
ということであった。
しかし、すぐに射撃を開始した第1小隊は私の不安を一発で打ち破った。
敵の指揮官の頭をレーザーがぶち抜いたのである。
一気に敵は動揺し始め、どこから狙撃されたのかもわからずあたりに乱射しまくっていた。
私たち第2小隊もビルの中から狙撃を開始した
敵は今だにこちらの位置がつかめていないようだ。
だいたい狙撃を開始して10分で敵は身を隠すことを覚えたらしく攻撃は散発的なものになってきた。
スコープの中に敵が映る
あたりを確認しているようだ。
さっきから5回近く同じ行動を繰り返している。
6回目で奴は死ぬ。
6回目…
引き金を引く
少しの反動
スコープの中で崩れる敵兵
ここで私は第2小隊で掃討戦に移ることにした。
私は小隊に持ってきたトマホークに兵装変換させ、行動に移った。
第1小隊は援護だ。
姿勢を低くし、バリケードの張り巡らされた通りに出る
一つ目のバリケードに踏み込んだ瞬間!
銃床を私に振り下ろそうとする敵兵がいた??
しかし、彼は胴がガラ空きだった。
逆胴で仕留める。
あちこちには頭や首を撃ち抜かれた射殺死体だらけだった
それでも肩などを負傷した敵兵がなおも反撃を試みたがほとんど相手にならなかった。
6人目の残敵を切り倒したとこれで、通りの正面から同盟軍憲兵隊が駆けつけてきた。
「そこの武装集団
手を上げて、降伏せよ。」
どうやら奴さん方我々が敵さんだと思ってるらしい。
私は
「我々は
ハイネセン同盟軍統合士官学校 学生歩哨隊である。
敵を狙撃ののち、掃討中である。
手を貸してください。」
すると、憲兵隊の一人が前に出てきた。
「あら、シュナイダー君じゃない!」
といったのは、ジェシカ・ヒューズ中尉であった。
つまり、この一隊は憲兵隊ではなく第12艦隊の特別陸戦隊であった。
第7憲兵中隊で対処しきれなくなり、イースト地区の宇宙港の駐屯していた第12艦隊特別陸戦隊に救援を求めたのであった。
我々士官学校生徒歩哨隊はジェシカ中尉の隊の指揮下に入り、そのまま掃討戦を続けたのであった。
ジェシカ中尉の指揮下でイースト地区の掃討戦は順調に進んだが、無線連絡が妨害電波や規制線がはられていたため、セントラル地区やウェスト地区ではどうなっているのかすらわからなかった。
そして、0600時士官学校本部から帰還命令が下り、我々は士官学校に帰還した。
士官学校では全学生が緊急招集されており、
私たち歩哨隊は損害ゼロで各教練中隊に復帰した。
私は第2教練連隊の連隊本部幕僚長であったので、士官学校内の警備配置や携行食料の確認などの支持
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