第三十六話
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シードの回収に向かったそうよ」
なのはが回収に、それならばジュエルシードは管理局に取られてしまったのか…
「だけど、あの雷撃の中、なかなかジュエルシードへと近づけず、結局第三者の手に渡ってしまったわ」
第三者?つまりあの雷撃をした人と言う事だ。
「アオ達は?」
「あーちゃん達はジュエルシードの確保に向かったわ」
「何処に!?」
「時の庭園。貴方の家よ」
ゆかり母さんが少し物悲しそうな表情を浮かべた。
「私、さっきまで夢を見ていました。
その中で私そっくりな少女が出てきて、ここなら貴方の記憶が戻るだろうって」
「…それで?」
ゆかり母さんは真剣な表情で続きを促す。
「コレが最後のチャンスで、コレ以降は思い出さないだろうって言ってました。でも彼女は思い出さない方が良いって」
私の一言一言を真剣な表情で聞いている。
「私は選択しました………私の家は御神の家です。私は御神フェイト。貴方の娘です」
「フェイトちゃん」
ゆかり母さんに抱きしめられた。
鼻腔をくすぐる優しい匂いに包まれる。
私は選んだ。
アオ達と家族で居る事を。
ならば私も行かないと。
私の家族を迎えに。
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