暁 〜小説投稿サイト〜
エターナルトラベラー
第三十六話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
シードの回収に向かったそうよ」

なのはが回収に、それならばジュエルシードは管理局に取られてしまったのか…

「だけど、あの雷撃の中、なかなかジュエルシードへと近づけず、結局第三者の手に渡ってしまったわ」

第三者?つまりあの雷撃をした人と言う事だ。

「アオ達は?」

「あーちゃん達はジュエルシードの確保に向かったわ」

「何処に!?」

「時の庭園。貴方の家よ」

ゆかり母さんが少し物悲しそうな表情を浮かべた。

「私、さっきまで夢を見ていました。
その中で私そっくりな少女が出てきて、ここなら貴方の記憶が戻るだろうって」

「…それで?」

ゆかり母さんは真剣な表情で続きを促す。

「コレが最後のチャンスで、コレ以降は思い出さないだろうって言ってました。でも彼女は思い出さない方が良いって」

私の一言一言を真剣な表情で聞いている。

「私は選択しました………私の家は御神の家です。私は御神フェイト。貴方の娘です」

「フェイトちゃん」

ゆかり母さんに抱きしめられた。

鼻腔をくすぐる優しい匂いに包まれる。

私は選んだ。

アオ達と家族で居る事を。

ならば私も行かないと。

私の家族を迎えに。


side out
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ