鬼火
[8]前話 [2]次話
人知れず 幽かに燃ゆ
それはまるで…鬼火
蒼白く燃えがっては
時に朱く舞い上がり…
逢魔ケ刻をたゆとうように
ユ・ラ・リ…心惑わす
恋しさつのれば また灯り…
君を想えば 燃ゆ鬼火
消えては灯る 儚い幻
今も過去(ムカシ)も なかりせん
ただ切なさに…揺らいでる
語られず 静かに光る
触れることなき…鬼火
小さく連なっては
時に大きく燃え上がる…
霧雨なりし 梅雨の宵闇
フ・ワ・リ…想い訐いて
愛しさ消せずに また灯り…
君を想いし 燃ゆ鬼火
追えば逃げゆく 淡き灯火
今も未来(アシタ)も なかりせん
ただ哀しみに…揺らいでる
君を想えば 燃ゆ鬼火
近くて遠い 伝わらぬ心
今も過去(ムカシ)も なかりせん
ただ虚しさに…揺れていた…
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ