3部分:第三章
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それで遊ぶのだとだ。慶次は煙管、やけに大きな、金や銀で造ったそれを手にして言う。
「とある茶人からのう」
「今度はお茶ですか」
「いつもの刀や槍ではなくですか」
「お茶で遊ばれるのですか」
「勝負をされるのですか」
「うむ、互いに茶を飲み合い何処の茶か言い当てていく」
それがだ。今度の勝負だというのだ。
「わしもはじめてやる勝負じゃ」
「何か香りを当てるのと同じですね」
「それと」
「似ておるな、確かに」
女達に言われてだ。慶次自身もこう答える。そのうえでこうも言うのだった。
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