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不可能男との約束
終わった話
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シッ」

という感じでつまり危険だ。
このままでは浅間神社代表に殺人……というより神殺しの疑いがかかってしまう。
巫女としてその汚名だけは避けなくては……! と思い、とりあえず生きているかどうかを確認しようと思って膝を着いて彼の頭を見るとよく見ると何時の間にか俯せだったのが仰向けになっており

「……シュウ君。どうして頭を上げているんですか?」

「分からねえか? ───膝枕だ」

ふぅん、と頷いといて

「じゃあこっち見ないで下さいね? 見るとやりませんから」

そう言って浅間は彼の頭に敷いた───悲嘆の怠惰を。
全員の無言の中、熱田は満足の表情を浮かべたままそのまま手を載せている悲嘆の怠惰に向ける。

「おいおい智。偉く足が固くなってんじゃねえか。ドレスの中に防具とか詰めてんじゃねえだろうな?」

「あ、あんまり無遠慮に触っちゃダメですよ? 色々と繊細で大事なモノなんですから?」

「そりゃ無理な相談って、お、おお! こ、ここには何か穴が……! 非常に興奮を生み出す意味深な穴があるなあるな!?」

「あ、だ、駄目です! そこは駄目です! だってそこはここで押しちゃ駄目なものです!!」

「ならばこの何やら感じる突起は智の弱点部位か!?」

躊躇わずに馬鹿はトリガーを引いた。

「来い! 愛の到来!!」

全員が慌てて銃口から逃れるがホライゾン以外が撃っても意味がないんじゃないかと思うと当の本人が密かに撃つのを手伝うかのように馬鹿の指を蹴ったので結果、悲嘆の掻き毟り(弱)が発射された。
全員、見事な反応したがやはり馬鹿だけ反応が遅れて吹っ飛んで行った。
何かボケようと口を開こうとしていたがホライゾンがそこに見事についさっき判明した収納空間から何かを取り出してアンダースローで見事に口に何かを放り込んでいた。
だが、芸人は諦めない。
吹っ飛ばされながらも身振り手振りで飛んじゃいながら口まで犯されるの〜などと伝えてきた事に流石……と思って壁に刺さる半裸を無視した。
もう一人の馬鹿もよく見れば凄い勢いで吹っ飛んだのか。元の場所にはおらずにトーリ君とは逆の方の壁にぶつかって、しかも勢いを殺せないままブレイクダンスをしている。
余りにおふざけに流石に叱らないと思い

「ちょっとシュウ君! お偉い人の前で何をブレイクダンスしているんですか! ちゃんとした態度で接しないと相手に失礼ですよっ」

「お前が一番掻き乱してんだよ!」

全員の叫びに浅間は耳を塞ぐことによって防御した。
だがこちらの叫びにシュウ君も反応してばっ、と起き上がり

「そうだな……智。今は真面目な時間だな……」

・銀狼  :『……智。私、何か言いたい気がするのですが……』

・約全員 :『シッ』


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