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2部分:第二章
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はだ。それだというのだ。
「我が広東の逸品です」
「鮫を料理するとはのう」
「如何でしょうか」
「よい。この様な味があるとはな」
 皇帝は満足している声で支配人に述べた。そうしながらだ。
 そのフカヒレ、他にも様々なものを入れたものが入った湯を飲みながらだ。言うのだった。
「よいのう。そしてこれもよいな」
「それは燕の巣です」
「燕のか」
「そうです。イワツバメの巣です」
「その様なものも食するのか」
「広東の逸品です、これも」
「左様か」 
 皇帝は支配人の話を聞きながら燕の巣も食べた。そしてこう言った。

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