第三十五話
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
きないわけではない。
それと、一人で扱う事の出来る魔力量にも限界がある。
しかし、ここで影分身だ。
最初にチャクラと魔力を均等に割り振ってしまう影分身。
普通は行使できる力の源が減少するので高威力攻撃の行使には相性が悪い。
しかし、これと周りの魔力を収束して放つ収束砲は自身の魔力量が少なくても周りの魔力をかき集めるため相性が良い。
【影分身を管理局の人たちに見せちゃっていいの?】
【良くは無い。だけど、現状では他に有効な手段が無い】
俺と久遠も混ぜれば4人でブレイカークラスの魔法を撃つ事は可能だろうけれど、敵の足止めをする事が出来なくなる。
ぶっちゃけ人数不足。
人数が足りないならば増やせばいい、と言う事だ。
【俺があいつを何とか足止めするから二人は影分身を使用してのブレイカー、久遠は二人の護衛】
チャージに時間がかかる収束魔法、久遠はその時間を稼ぐための盾だ。
【わかった】
【うん】
【くぅん】
その後なのはとソラには対角線にならない位置でそれぞれチャージを始めてもらい、俺は九尾を誘導するべく行動に移る。
「はぁっ!」
体からオーラをひねり出す。
影分身の術!
ボボボボンッと爆発音にも似た音と共に総勢20体の影分身を作り上げる。
「いくぜっ!」
『アクセルシューター』
九尾に向かって飛翔しながら術式を展開する。
「シューーートっ」
迫り来るスフィアを避けながら右手を突き出して全ての分身から無数のシューターが九尾に襲い掛かる。
GURAAAAAAAA
咆哮と共に迫り来るスフィアを全て眼前に展開したバリアで受け止めた。
ダメージが通った様子は無い。
しかし、時間は稼いだ。
その隙を見逃さずになのはとソラは九尾から距離を置き、影分身を使用してそれぞれ一体ずつ分身を用意。その後チャージに入った。
久遠も影分身をしてそれぞれの護衛へと向かっている。
Gruuuu
九尾が魔力の収束を感じてかその視線を俺からソラ達へと向ける。
九尾の魔力が高まりソラ達を狙い打つべく体制を整える。
だがしかし、それを許すわけには行かない。
『ディバインバスター』
「シュート!」
俺の分身たちが時差式でバスターを連射して牽制。
かわし、防御している間は奴も砲撃を打つことは出来ない。
分身が砲撃で牽制している間に俺は高速で近づいて九尾の周りに設置型のバインドを多数展開する。
GA!?…Gruuuuuuu
「ストラグルバインド」
展開した魔法陣から鎖が伸びて九尾を拘束しようと迫る。
GURUUUUU
九尾はその拘束を難なく避けてソラの方
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ