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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0994話
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「美砂?」

 どこかおかしい……挙動不審な美砂の様子に、思わず首を傾げる。
 まさかアウルに限って美砂に何か妙な真似をするとも思えないが……いや、そもそも未だに生身だと美砂の方が強いんだから、そんな心配はいらないんだけどな。

「いいの、アクセル君は気にしないで。別に何かあったって訳じゃないんだから」
「……そうか?」
「そうなの。ほら、それよりも今はしっかりとこの花見を楽しみましょ」

 そう告げ。俺の腕を思い切り抱きしめる美砂。
 腕で柔らかな豊丘が潰れるのを感じつつも、やはり美砂の様子にちょっと違和感がある。
 無理にはしゃいでいるような……そんな感じだ。
 で、美砂と一緒にいなくなったアウルの姿は……ん? スティングやシン、レイ、ステラと一緒にいるな。
 ちなみにステラは政治班の下にある生活班の所属となった。四葉と同じ感じだな。
 ただし、特に決まった仕事につく訳じゃなく、忙しいところに行ってはその手伝いをするといった感じで、雑用に近い。
 まぁ、本人が色々と楽しんでいるようなので問題はないんだが。
 この前は超包子を手伝っているところも見たしな。
 オーブ軍に入隊したシンとは、時々ホワイトスターやオーブでデートをしているという話も聞いている。
 ……ちなみにアークエンジェル所属のMS隊に配属されたとか。
 この辺はDESTNYと違うようで似ている感じだな。いやまぁ、原作のようにアークエンジェルとかキラを憎んでいたりはしないんだが。
 寧ろ父親とキラが同じ部署というだけあって、兄貴分として慕っている感じだ。
 それはともかく、俺の視線の先ではSEED組の他にもマクロス世界からやってきたルカがそっちに加わって話している。
 何だかんだで、色々と世界間でも交流を深めているな。
 そんな風に考えていると、見覚えのある人物がこっちにやってくる。
 花見だというのに国連軍の制服の上から白衣を身に纏い、隣には相変わらずウサギの耳のカチューシャを付けた子供を伴っていた。
 少し離れた場所で斯衛と話しているのは、ここまで夕呼達を送ってきた国連軍の護衛だろう。A-01部隊との演習で見た顔もあるが、戦術機のパイロットが護衛も兼ねているのか?
 まぁ、その辺は国連軍は国連軍で色々あるんだろうけど。

「アクセル、久しぶりね。最近は色々と忙しかったみたいじゃない」
「お久しぶりです、アクセルさん」

 笑みを浮かべながら声を掛けてくる夕呼と、ペコリと頭を下げる霞。
 相変わらずのそんな2人に軽く手を振り、口を開く。

「よく来たな、2人とも。そっちだって今は色々と忙しいだろうに」

 何しろ一気にハイヴを4つも占領したのだ。特に日本は重慶ハイヴを手に入れた以上、基地化を進める為には猛烈に忙しい筈だっ
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