第8話
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俺は魅了されてしまう。
《貴様は何者だ。ここに何をしに来た》
その声は、高く美しいソプラノ声で心地良く耳に響いて来た。
俺が氷輪丸に見とれていると俺が無視していると思ったのか
《答えよ!ここに何をしに来た!!》
その瞬間、氷輪丸の体から凄まじい冷気と殺気が漏れ出す。
俺はその殺気に意識を戻し質問に答える
「お、俺は兵藤 一誠、お前に認めてもらう為に来た」
俺は、怯みながらも確かにそう言った。
《クハハハハッ、我に認めてもらうということは始解を所得しに来たか》
「ああ、俺は力が必要なんだ!!」
《貴様はその力で何をするつもりだ》
俺が力で何をするかだと?そんな事決まっている!!
「俺は力を使って、大切なものを守る」 《守る力だと、フハハハハハ貴様は本当に俺を笑わせてくれる。だが、分かっているのかその力を手に入れるのは修羅の道だぞ》
「そんな事とっくに覚悟していたことだ」
《ならば、我を認めさせてみろ!!!》
その言葉と同時に氷輪丸から先程とは比べものにならない殺気と冷気が吹き出す。
俺はもともと殺気何てものとは無縁の生活を送っていたのでその殺気に意識を失いそうになる。
心の中で色々な感情がうごめく
ああ、息苦しい、怖い、逃げ出したい、諦めて後ろの扉から帰りたい。
「おまえのせいで二人は死んだ」
その時、頭の中にコカビエルの言葉が流れてくる。
そうだ!!逃げるな、逃げればまた俺の大切なものが壊される。
次は守るんだ!俺の大切なものを全部
「守るんだァァァァァァァァァァァァ」
『Boost』
《ほう、我の殺気に耐えるか、だがそれはスタート地点にたったに過ぎないいくぞ!!!》
その言葉で氷輪丸は動き出す。
氷輪丸はその巨体に似合わないスピードで俺に接近する
「なっ、はや(ズドンッ)グハッ」
俺は氷輪丸の突進をまともにくらい血を吐き出す
「何て速さだよ、くそが!!」
だが、霧時雨なら奴を翻弄できるかもしれない
《隠せ 霧時雨》
その言葉で俺と氷輪丸は霧に包まれる
《なんだこれは!奴の気配が消えただと》
「なっ」
だが、驚愕しているのは氷輪丸だけではなかった。
「何だよこの強さ」
俺は霧時雨の中なら相手の大まかな力が分かる。だからこそ驚愕する氷輪丸の圧倒的な力にそして理解する今の俺じゃあ、どれだけ頑張っても奴には勝てない。ドライグ相手にした方法でもこいつに通用しない。
だが、それでも逃げれないもしこいつレベルの奴が襲ってきたらみんなが逃げる時間を稼げるように
兵藤一誠は気づいていない。この世界に氷輪丸程の強さを持った
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