暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
コードETD
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
たね」
「まさか人間とエクシードが戦争を始めるなんて」
「なんでそんなことするのかな〜」
「私たちには関係ないことよ。どっちもどっちだし・・・勝手にやればいいのよ」

シャルルたちは階段を走り、地下へと向かいながら話している。

ドカッ

「!!」
「きやっ!!」
「うわっ!!」
「ひゃっ!!」

ウェンディたちを探していたシャルルたちの前に、いきなり槍のような武器が突き刺さり、四人は倒れる。

「この先には行かせんぞ」

その武器を投げたのは、エドラスのエルザ。

「まったくもう!あたしたちに興味なくしたんじゃなかったの!?」
「フッ」
「え!?」

エルザが笑うと、地面に刺さっている槍が光り、

ドコォォン

「あああ!!」
「うあっ!!」
「きゃあ!!」
「うわぁ!!」

爆発を起こしてルーシィたちを吹き飛ばす。

「うう・・・」
「ほう・・・私の魔法をまともにくらって、まだ生きているのか。だが、これで終わりだ」

エルザは武器を拾い上げ、ルーシィに歩み寄る。

「きゃあああああ!!」

すると、遠くからウェンディの声が聞こえてくる。

「ウェンディの声・・・」
「近くに・・・いる・・・の〜・・・?」
「あんたたち・・・ウェンディに何してるの・・・」
「コードETDに必要な魔力を奪っているんだ」

エルザはルーシィたちを見下ろしながら答える。

「あああああああ!!」

なおも大きくなるウェンディの悲鳴。

「ウェンディ〜・・・」
「や・・・やめて・・・」
「きゃあああああ!!」
「やめなさいよ!!」

シャルルとセシリーは涙を流してエルザを睨む。エルザは二人に近づいていき、槍を構える。

「気にやむな。どうせお前はここで死ぬ」
「ウェンディ〜・・・」
「ウェンディを返して!!」

シャルルとセシリーに対し、エルザが槍を降り下ろそうとしたとき、ハッピーが二人の前に手を広げて立つ。

「シャルルとセシリーは・・・やらせない・・・やらせないぞ!!」

エルザはそれに、一瞬驚くが、すぐに笑みを浮かべる。

「ならば、お前からだ」

エルザが槍を振り上げ、ハッピーに向かって降り下ろす。

「やめて〜!!」
「ダメーー!!」

セシリーとシャルルは叫び、ハッピーは目を閉じて来るべき痛みを待つ。しかし、

ドッ

「「「「「「「「「「うあああああああ!!」」」」」」」」」」
「!!なんだ!?」

エルザは後方から聞こえた音に気をとられ、後ろを振り返る。そのタイミングで、エルザを脇を一つの人影がすり抜けて、ハッピーたちを抱えてエルザから距離を取る。

「なっ・・・!!」

エルザはその三
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ