コードETD
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使や神様のような存在でしょ!?」
「つまり、反乱ってこと〜!?」
「・・・よくわからないけど、今はこの混乱に乗じるのが得策みたいね。今のうちに、ウェンディたちを助けに行くのよ!!」
「うん!!」
「あい!!」
シャルルたちは誰もいない城の中に気づかれないように侵入する。
しかし、魔戦部隊長、エルザとシリルがその姿を見ていた。
「エルちゃん!堕天が囚人連れて中に入ったぞ!!」
「わかってる!!西塔に向かうはずだ!!守りを固めろ!!」
「「「「「「「「「「はっ!」」」」」」」」」」
エルザが兵隊たちを連れて建物の中に入っていく。
その間にも、光を浴びた近衛師団たちは、少しずつ形が変わっている。
「おのれ人間ども・・・女王様が黙っておらんぞ!!メェーーン!!」
ニチヤはそういい残し、近衛師団は巨大な猫の形の魔水晶に変わり、地上に落ちた。
王国軍はその魔水晶を見て、皆不安になる。しかし、ファウストが兵隊たちを落ち着かせるように、言い放つ。
「この世に神などいない!!我ら人間のみが有限の魔力の中で苦しみ、エクシードどもは無限の魔力を謳歌している。
なぜ・・・なぜこんなにも近くにある“無限”を我々は手にできないのか。」
王国軍はファウストの言葉に静かに耳を傾ける。
「支配され続ける時代は終わりを告げた。すべては人類の未来のため、豊かな魔法社会を構築するため、我が兵士たちよ!共に立ち上がるのだー!!
コードETD、【エクシード・トータル・ディストラクション】!天使全滅作戦を発動する!!」
「「「「「「「「「「オオッ!!!」」」」」」」」」」
ファウストの言葉に、王国軍は拳を掲げ、歓声を上げる。
「こりゃあスッゲェことになったな」
「ああ。まったくだな」
「ん〜〜、是非もなしってことかな?」
「軍備強化は、このためだったのか・・・」
ヒューズ、シリル、シュガーボーイはそれぞれの顔を見て笑い、リリーは一人、歯を噛み締める。
「エクシードの魔力を奪えば、我が国は永遠の魔力を手に入れることができる」
「陛下!女王の攻撃がきますよ!エクスタリアの軍事力はとてつもないんですよ!」
王国軍を城から見下ろすファウストに、ココがあたふたしながら言う。しかし、あくまでファウストは冷静だ。
「この時のために、滅竜魔導士を捕らえてあるのだ。神を堕とすのは今しかない。急ぎ滅竜魔法を抽出せよ!!バイロ!!」
ファウストの指示により、バイロがウェンディとナツから魔力を奪う準備を始めた。
西の塔、地下へと向かう階段にて・・・
「なんか、大変なことになってき
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