コードETD
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る。それを見たルーシィたちは、
「何あいつ!!あんたの仲間!?」
「違うと思う!あんなゴッツイ奴、エクシードにいなかったよ!!」
「でも人間にも見えないよ〜!?」
「逃げるわよ!!」
リリーの風貌に、あっけにとられる。しかし、自分たちが堕天だとバレたため、シャルルたちは急いで逃げる。
エルザはシャルルたちに騙されたことを知り、地面を殴って怒りを露にする。
「く・・・おのれ〜!!」
『全兵士に通達!!堕天が囚人を連れて逃走!!青毛と白毛と茶毛のエクシードは堕天である!!見つけ次第抹殺せよ!!』
王国軍は全兵士に司令を出す。しかし、シャルルたちはすでに逃げていたため、そのアナウンスを聞き取ることはできなかった。
「ありがとう、三人とも」
ハッピーとセシリーに掴まれ、ルーシィは三人を見ながらお礼を言う。
「怒ってないの?」
「え?何を?」
「捕まったのは、私たちのせいだし・・・」
シャルルがルーシィを見ながら言うと、ルーシィは少し笑いながら答える。
「でも、こうして助けてくれたじゃない。ね?ハッピー、セシリー」
「ごめんねルーシィ」
「ごめんなさい〜・・・」
「だからぁ、全然怒ってないってば!」
暗いハッピーとセシリーにルーシィは優しくそう言う。
「それよりあんた・・女王様の娘って方が驚きなんだけど・・・」
「オイラも知らなかった」
「プッ」
ルーシィとハッピーが先程のシャルルの言ってたことを聞くと、セシリーが吹き出す。
「何セシリー?」
ルーシィはセシリーに問いかける。
「どうせ、シャルルのウソでしょ〜?」
「当たり前じゃない」
「「え!?」」
シャルルに言われてルーシィとハッピーは驚く。その後、ハッピーは少しにやけながら、シャルルの顔を見つめる。
「その顔何よ?ハッピー」
「ううん。いつものシャルルだなぁ、て思って」
「実は腹黒いシャルルね〜」
「うるさいわね!!」
(あれ?今ハッピーって・・・)
ルーシィはシャルルがハッピーを呼ぶときの呼び方が変わったことに気付き、セシリーを見る。セシリーはその視線に気づいてニッと笑う。
「そっか」
ルーシィは、シャルルとハッピーがようやく仲良くなれたのだと知り、笑みをこぼす。
「それより、早くウェンディとナツを助けにいくわよ」
「どこに?」
「西の塔よ」
「そこの地下に二人がいるって言ってたよね〜」
「そうね」
するとシャルルは、ルーシィが笑っているのが目に入る。
「何笑ってるのよ?ルーシィ」
「別に〜!ん?」
ルーシィが何かに気付き、ハッピーたちもそちらを見る。
「あれじ
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