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赤龍帝な日々 2
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れば翼で打って再び距離を伸ばす。そして他力本願龍の口に向かってシュート、超エキサイティング!!何かのCMだったフレーズを唐突に思い出した。そうだな、人間界に行ったら時代に合わせて娯楽を増やそう。今から楽しみになってきたな。

「ふはははは、オレに敵対したことを後悔するがいい!!」

殴れば簡単に割れるぐらいの極少量の魔力で全身を覆い、他力本願龍を殴り飛ばす。

「なぜだ!?なぜ吸収できない!?」

「対策済みだと言っただろう。このままサンドバックだ!!」

接触するたびに全身を覆う魔力を張り替えて七枚羽が他力本願龍の中から出てこれないように殴り飛ばす。念のために龍の姿でも格闘戦ができるように練習しといてよかった。噛みつきとかの長時間接触しないといけないタイプはこいつにやると逆効果にしかならないからな。一気に喰いちぎれば違うんだが。

「お前が、泣いて、謝っても、殴るのを、止めない!!」

虫の息になるまで殴り続けた所で他力本願龍の姿が消える。おかしな光力も感じたので龍の姿に戻って警戒する。しばらく待っていると聖書の神が機械らしき翼を備えて現れる。その周りには護衛らしき上級天使が控えている。その中にはミカエルたちまでいる。かなり怪しい。

「何の用だ。何もないのなら立ち去れ」

「こちらの方から巨大な力を感じたものですから。どうやら目的を逃したようですね」

「ああ、誰かの介入があったからな。今のオレは機嫌が悪い。とっとと消えろ」

「いえいえ、そういう訳にはいかないのですよ。貴方に伝えたいことがありますので。周りに聞かれると少し面倒ですのでそちらに寄っても?」

何かを仕掛けてくる。長年の勘からそれがわかる。あの機械の翼が仕掛けだ。そこまではわかる。ならばどうする。罠は正面から食い破るのが一番楽だ。

「良いだろう、こっちに来い」

「ええ」

俺が許可を出すと聖書の神はオレの耳あたりにまでやってきて、オレに触れると同時に仕掛けがわかった。奴の機械の翼に他力本願龍が封じられている。その能力でオレの力を半減して弱った所を他力本願龍のように何かに封印する気だ。すでに半減と封印のマーキングが終わってしまった以上、オレに出来る対抗手段はこれだけだ。マーキングされてしまった龍の体とオレの特性以外を強化して人間の体のアバターを作り出してそちらに移る。同時にオレの龍の体と特性が赤い籠手に封印され、それを奪い取って、全力で聖書の神を魔力砲で冥界の地形ごと消滅させる。

「ちっ、聖書の神め。欲を出さねばこれ以上手を出すつもりはなかったのだがな。覚悟はいいな、天使共?貴様らはまたオレを怒らせた!!」

人間の体になったためにかなり弱体化してしまったが、この場にいる天使共を滅ぼすぐらいなら問題ない。特性の方は、制
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