暁 〜小説投稿サイト〜
光明の魔導師〜眩き妖精の物語〜
六魔将軍編〜ニルヴァーナを死守せよ!〜
大地の叫び "ニルヴァーナ"
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エルザの声が聞こえてきた。




『待って!今動ける魔導士が7人もいないわ!』



『わ、私破壊の魔法は使えません…』


確かにウェンディは使えないな。




『こっちは2人だ!』




右腕の方を見ると、あらかた修復は終えていた。皮膚はまだだが。




「手の修復は大体できた。俺もいけるぞ。」




『私がいるではないか。』



おお!おっさん!生きてたのか!




『まずい……念話が……』



「あと3人!誰かいねえのか!」




『グレイ、お前は誇り高きウルの弟子だ。こんな奴らに負けるんじゃない…』




リオンの声が聞こえる。




『私…ルーシィなんて大っ嫌い…ちょっとかわいいからって調子乗っちゃってさ……バカでドジで弱っちいくせに…でも死んだら嫌いになれませんわ…後味悪いから返事しなさいよ…』



シェリーもルーシィに呼びかける。



『ナツさん…』




『オスネコ…』



『ナツ……』




あんたらはこんなとこで倒れちゃいけねえ。だからさ、




「立ち上がれ!!妖精の尻尾!!」



『おう!!!!』



ナツの声が聞こえた。




『聞こえ……てる……』



『6つの魔水晶とコアを……同時に…壊す……』


続いてグレイも。



『運がいいやつはついでにゼロも殴れる……でしょ?』




ルーシィも続く。




『急がなきゃ……シャルル達のギルドがあるんだ………』




ハッピーもなんとか答えた。




『頭の中の地図に……番号を振った……全員どこへ行くか決めてくれ……』




そうだな、じゃあ



「俺はコアに行く。」



『1だ!!!』



『2!』



『3に行くわ!』




『私は4に行こう。ここから一番近いと香りが告げている。』



『教えているのは地図だ。』




いいツッコミだぜエルザさんよ。




『私は5に行こう。』




『では俺は、』




『お前は6だ。』




不意に誰かの声が聞こえた。誰だ?



ブツン!とヒビキの念話が切れてしまった。お疲れさん。後は俺らに任せな。




右手も回復したしな。




俺はひとっ飛びでウェンディ達のところへ行く。ジェラールとやらがいたが細かいことは気にしない。うん、後で事情を聞けばいい。




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