第二十一話 角田大尉!作者は競馬はしない!!その十四
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「このまま最後までいくぜ」
「俺達が主役のままでな」
「死にそうになっても絶対に蘇ってやる」
「何度でもな」
「だから死ねよ」
「作品中の誰も悲しまないからな」
むしろ喜ぶ、そうした作品である。
「声優さんは悠木碧さんがいいな」
「お姉さんはゆかなさん、友達役は竹達彩奈さんでな」
「お母さん役は久川綾さんで決まり」
「これで人気出るぜ」
「おい、作者の好きな声優さんばかりだな」
「作者の願望そのまま書いてるだろ」
二人の指摘はl気のせいである。
「どうせ友達役は釘宮理恵さんとか水橋かおりさんだろ」
「阿澄佳奈さんも欠かせないな」
「そんなのだろ、どうせ」
「あと男性声優さんは神谷浩史さん、杉田智和さんだな」
「小野大輔さんも好きだよな、作者」
「中田和哉さんもな」
「そういう声優さんが演じる様な役でいくからな」
だからだというのだ。
「御前等消えろよ」
「御前等主役だと人気出ないだろ」
「だから早く死ねよ」
「それで主役交代しろ」
「だからしねえって言ってるだろ!」
「俺達は死なないんだよ!」
いい加減頭にきてだった、二人は中指を立ててスーツの上から血管を浮き立たせて抗議をした。
「これからも主役だ!」
「主役でいてやるぜ!」
「じゃあこれで帰るからな!」
「主役様達の見送りをしろ!」
「精々な!」
「歯ぎしりでもしながらな!」
完全に捨て台詞だった、そしてその捨て台詞を残して。
二人はシロとクロに乗り戦場を後にした。後ろから地球単位の罵声を浴びつつ。
ジャスティスカイザーの戦いは今回も二人の勝利に終わった。だが路線変更の話も打ち切りの話も終わらない。そうならない様に戦えジャスティスカイザー!負けるなジャスティスカイザー!まあ精々頑張れ。
第二十一話 完
2015・2・4
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