4弾 人の名前をきっちり覚えなさい!!
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したナイフで……だぞ。
(舐めて掛かってたのは俺か…)
俺はそのまま後ろに下がったが、殺人鬼が双刃のナイフを投げてきた。 俺は魔法障壁をもう一度展開し、そのナイフを弾いたが━ドウンッ!!━大砲の音かと錯覚する銃声…M500のマグナム弾が魔法障壁に向かって突き進んできた━ギンッ! ボウッ━!!
(銃弾が弾けて煙幕に!?)
煙幕弾とか言う武偵弾かよ……始めて見たぜ━ベチャ━なんだ? 魔法障壁に何かの物体が張り付いたぞ?
たしか情報科の本でこんなの載ってたような……なんつったっけ?
(世界爆弾図鑑だったような……え?)
━カッ ドォォォォン!!━輝く閃光と轟く爆音━ビシッ!!━そして魔法障壁にヒビが!?
(ヤバイ、早く修復を!!)
魔法障壁はヒビが入ってなければめがっさ堅いが、ひとつヒビが入ってしまえば脆くなる━ガシャャャン!! ザクッ━たとえば…こんな風にな。 いてぇ。
俺はそのまま後ろに振り替えると…そこには、
[ハァイ♪]
殺人鬼が笑っていた。 その手には鎌が握られていて、俺の左肩に刃が刺さっていた。
俺は反射的に、
[おらぁ!!]
右手の剣を横一文字に払った━マッハ5で。
[うわっ!?]
流石の殺人鬼もこれにはヤバイと思ったのか、バックステップで下がり胸の辺りを掠めただけだった。
俺は振るった反動で後ろに立ち上がり、追撃するため走り出した瞬間ーバシュシュシュシュシュ!!ー計5本の針が体に刺さったが、
[きかぬぞぉぉぉぉぉぉ!!]
叫びながらそのまま走った。 スモークと爆発の煙を突っ切ると、殺人鬼の驚愕の表情が見れた。
[何でよ! 夾竹桃作の麻酔針なのに!!]
殺人鬼は叫びながらでも右袖をめぐり、ハリを射出したと思われる装置をさらけ出した。
殺人鬼は右腕を俺に向けて水平に構え━ピンッー左手で線を抜いた。
[魔法障壁!!]
━キンッ! カカカカカ!!━流石にもう一回食らうのも嫌だから、魔法障壁を展開して防いでやった。
[セイヤァァァァ!!]
気合いのこもった二つの剣による渾身の突きを放つが、
[えいっ!]
ありえないレベルの柔軟性で体を剃らし、片手バック転でその場から離れた━ガンッー顎を蹴っ飛ばしながらな。 痛い!!
殺人鬼はスタッと着地し、ベロンと胸を……露出……ってぇぇぇぇ!!
[あ…ありのまま起こった事を話すぜ。 俺の渾身の突きがアラビアン(注 片手バック転)で交わされて、着地した途端に殺人鬼の胸が裸けた。 俺もなに言ってるか解らないが事実だ]
◇ ◇ ◇観客side
男神[ふぉぉぉぉぉぉぉ!!] 女神[きゃぁぁぁぁぁ!?]
飛鳥[ブー!?]←イチゴミルク吹いた。
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