4弾 人の名前をきっちり覚えなさい!!
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
◇ ◇ ◇ユウジside
『いや〜きませんね』『きませんね』『始められないね』『ですね』
ヒマー マダー ニゲタンジャネ? サツジンキガニゲルカ? キリチャンハヨ!
[…………………]
O・SO・I! もう一時間は待ってるぞ!!
『こないね〜』『あ! きました、霧選手です』
キタキタキター! ヤレー! コロセー!! キリチャンガンバ ユウジイケー
ようやくきたか、サクッと殺して終わらせるか。 待たされたストレス発散もかねてなwww
『それでは一回戦c!! フラッグ戦を始めます、双方の健闘を祈ります!!』
結界[御都合主義結界]
シュン━━耳障りのいい効果音をの割には荒野って、そのくせ砂も多いから滑って転けたりしたら笑い者だね。
(さて、あの殺人鬼は……)
いたいた、此方にむかって歩いてきてるな。 目測で483m位かな? 隙だらけで姿も隠す様子は無し、フラッグも守らずか……
(なんか気味悪いな)
あの殺人鬼がいる辺りにフラッグがあるんだよな?
(ここはフラッグを狙うとこだけど)
待たされた仕返しもあるから、歩いてちかず
(いや、まてよ?)
殺人鬼は歩いて近付いて来てるよな、ならば200mさきで待っといたほうがいいじゃん!!
(あいつが持ってる銃はちんけなハンドガンが二丁のみ、200m先を狙い打つなんて無理だろうしな)
数分後
[いよぉ殺人鬼。 待ってたぞ]
[殺人鬼って……私は白野霧って名前があるんだけど?]
[俺は認めた奴しか名前を呼ばん]
[頑固者だねぇ。 まぁ別に良いけど]
そう言って殺人鬼は構えを取らずにその場で立ち尽くした。
(…舐めてんのかこいつ?)
俺はそう思いながら背中に釣った2本の剣を引き抜いた。 名前は無い……てかこの大会用に作り上げた剣だ。
[ほら、お前も抜けよ]
俺は武器を抜くように促してみたが、殺人鬼は微笑んで答えた。 俺はそのまま何も言わずに武器を腰に構えた。
そのまま何分か時が流れ━ダッ━俺から駆け出した。
[…シッ!]
俺は息をつきながら剣を突いた。 そこで殺人鬼は左腕で細いナイフを抜いた。
俺はバカめ!と思った━チャキ━途端に細身のナイフが三本に増え━ガキィン!━俺の2本の剣を弾いた。
(バカな!! 亜音速の突きだぞ!!)
俺はそのナイフに目を向けた途端にカラクリに気がついた、ナイフの刀身が三本に別れていたのだ。
(この三つに別れた刀身の間で弾いたのではなく、受け流したのか!!)
イヤイヤまてまて。 それでも正確に刀身の間に剣を入れるのは、かなりの高レベルの技術だ。 それを後だしジャンケン宜しくで出
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ