第百七十話 古代聖騎士
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「そうだよ…大輔も賢も…どんな絶望的な状況でも戦うことを止めなかった」
僅かな力を振り絞って戦い続ける大輔達。
その姿に勇気づけられ、フェイト達はインペリアルドラモン・ファイターモードを見つめる。
大輔『…ああ、そうだな。まだ戦える……』
賢『諦めてたまるか…ここで諦めたら…今までのことが無駄になる』
アインス『私達も…私達に出来ることを…』
リイン『絶対に…負けないです…』
そして遠くに避難させられていた太一達。
太一「………」
ゲンナイ「お前達、どこに行くつもりじゃ?」
太一「決まってんだろ。あいつらのところに戻るんだ。」
ゲンナイ「な、何じゃと?」
光子郎「確かに、僕達では奴との力の差がありすぎて勝負にはならないでしょう。」
丈「でも、こんな僕達でも、インペリアルドラモンの体力の回復のための時間稼ぎくらいは出来ると思う」
ヤマト「もう、あいつらだけなんだろ?キメラモンカオスっていう怪物を倒せる可能性があるのは?」
もしオメガモンに進化出来たとしてもキメラモンカオス・ルインモードの足元にも及ばないだろう。
もうそれだけ戦いのレベルが上がりすぎている。
ゲンナイ「ま、待て!!待つんじゃ。行くのは許さん!!」
ヒカリ「ゲンナイさん!!?」
ゲンナイ「お前達が行って大輔達の助けになるのならとっくに行かせとるわい。わしらに出来るのは…大輔達とインペリアルドラモンを信じることだけじゃ。そうじゃろう?」
ゲンナイの見つめる先には力なく浮遊するインペリアルドラモン・ファイターモード。
太一達は時間稼ぎすら出来ない自分達の非力さを嘆いた。
インペリアルドラモン・ファイターモードの瞳に闘志が滲み出る。
少しずつゆっくりとだが、身体が動き始めた。
大輔『諦めてたまるか。ここまでの努力を無駄にしてたまるか…!!』
一輝「…そうだな、お前はいつでも諦めずに前を向いていたな……いつもいつも負けず嫌いで…そんなお前だからこそここまで来れた」
フェイト「うん。みんな!!みんなの力をインペリアルドラモンに!!私達みんなの力を託すの!!」
【はい!!】
デジヴァイスの光をインペリアルドラモン・ファイターモードに与える。
みるみるうちにダメージと体力が回復していく。
大輔『暖かい光だ。みんなからの友情を感じる。そして勇気が湧いてくる…』
突如、光に反応するように勇気のデジメンタルと友情のデジメン
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