30決戦!セカンド
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◇いのり
「散れ!」
私と真名の横ではヤマトがものの数秒でケロベロスを狩っていた。が、私はヤマトが武器を出したときに違和感を覚えた、ヤマトなら素手でもケロベロス程度瞬殺できるのに……ヤマトは迷わず武器をだした……それに、ヤマトの気が悪魔でも、聖天獣でもない……ただの人間の気……なんで、こんなことを?
『きゃああああぁぁぁぁぁああぁぁ』
アーシアと祭の悲鳴が聞こえ、振り向くとアーシアと祭に二頭のケロベロスが迫っていた。
「させん!『ライトニング・サンダーボルト』!」
ヤマトはその位置から光速拳を放ちケロベロス二頭を殴り飛ばす
『いのりん!真名さん!ヤマトさん!急いで戻ってきて!こっちにもう二体現れて危険なの!』
ツグミからの他グレモリー眷属と綾瀬の状況が知らされる。
「わかった……すぐに殺る……」
私達はすぐさまリアスさん達の所に向かう
「ヤマトはアーシアと祭をお願い……」
「わかったよ。」
ヤマトはアーシア達の方に私達は追加のケロベロスに向かう。
「リアスさん!綾瀬!」
「「いのり(さん)!真名さん!」」
私達が突着したときはグレモリー眷属と綾瀬の服がボロボロで息が荒くなっていた。
「後は私達がやるわ!少し休んで!」
真名がグレモリー眷属と綾瀬を下がらせる。
「いのり、一撃で蹴散らすわよ!」
「うん……」
私達は同時に同じ魔法を唱える
「「アルテマ!」」
四頭のケロベロスに隕石見たいのが落ち、そこから大爆発が起こる。土煙が晴れると四頭のケロベロスの姿は塵とかしていた。
「――完成だ。四本のエクスカリバーが一本になる」
バルパーの上擦った声。
神々しい光が校庭を覆う。
四本のエクスカリバーが一本に統合される。
そして、陣の中心に、異形の聖剣
エクスカリバー
が現れた。
「エクスカリバーが一本になった光で下の術式も完成した。あと20分でこの町は――駒王町は崩壊する。これを止めるにはコカビエルを倒すしかない」
バルパーがそう言う。
「フリード!」
コカビエルがフリードの名を呼ぶと、暗闇の向こうからフリードが現れる。
「はいな、ボス」
「陣のエクスカリバーを使え。余興にはなるだろう」
「ヘイヘイ。全く全く、俺のボスは人使いが荒くてさぁ。でーも、素敵に改悪されちゃったエクスカリバーちゃんを使えるなんて、感謝感激感謝の極み? さーて、お仕事しますかねぇーん!」
「リアス・グレモリーの『騎士
ナイト
』、あのエクスカリバーを共に破壊しよう」
「いいのかい?」
「最悪、私はあのエクスカリバーの核になっている『かけら』を回収すればいい。たとえ聖剣だ
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