第7話
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『(ジトーーーーー)』
「今すぐ、行ってきまーーす!!」
そして俺は、はぐれ悪魔を換金すると
「さあ、ドライグ今度こそ精神世界への行き方を教えてもらうぜ!」
『ああ、いいだろう、と言っても相棒が何かをするわけじゃないがな』
「なら、俺は何をすれば」
『俺が相棒の意識をこちらに引っ張るだけだ』
それって、どういう
『いくぞ!!』
「えっ、ちょっ、まっ」
『問答無用!』
その瞬間、俺の意識は暗転する。
『目が覚めたか、相棒』
目を開けると、目の前に巨大な赤いドラゴンがいた。
「お前がドライグってことでいいんだよなあ?」
『いかにも、我こそ二天龍と称されしドラゴンが一柱赤龍帝ドライグだ!!』
俺は現状確認を終えると、周囲を見渡す。
そこは見渡す限り全てが荒野であった。
しかし、そこでひときわ異彩を放つものがある、そう目の前に4つの扉があるのだ
『やめておけ相棒その扉からは一つ一つが俺以上の力を感じる』
ドライグはそう言うが、俺はこの扉が何なのか予想がつく。
多分だが、この扉の奥にはそれぞれの斬魄刀がいるんだろう。
だが、それならなぜ扉が4つある俺が頼んだ斬魄刀は3本なら、扉は3つじゃないのか?扉にはそれぞれ火・氷・霧・■と書かれている。
これは、火は流刃若火、氷は氷輪丸、霧は霧時雨のことだろう。なら、この■の扉は何なんだ・・・・・開けてみるか?
『駄目だ!!相棒そこからは強い負の力を感じる、それこそこの神器に宿る過去の所有者の怨念よりも。だから、相棒その扉だけは開いてはいけない』
「分かったよ、ドライグ。なら、修行を始めようか」
『いいだろう、好きなだけかかってこい』
その言葉を聞いた瞬間俺は赤龍帝の籠手と斬魄刀を出しながらドライグに正面から突っ込む。
「ウォォォォォオ」
『フンッ』
しかし、ドライグは気にした様子もなく、軽く翼を振るだけで俺を吹き飛ばす。
『相棒の力はその程度か!!』
ふっ、コイツは俺がこの程度の挑発に乗るわけねぇだろう・・・・・・ブチッ
「なめてんじゃねぇーぞ!!翼の生えたトカゲのくせに見下してんじゃねぇーぞ!!!!」
《隠せ 霧時雨》
俺は斬魄刀を解放する。
その時、俺の斬魄刀により俺とドライグだけでなく、荒野一帯を霧が包み込む。
『なんだとっ!そうか、相棒の怒りによって力が上がったのか、だが、あの程度の挑発に乗るとは』
「ウォォォォォーー」
ドライグの正面から一誠の声が聞こえる
『馬鹿が、声を出せばせっかく姿を隠してる意味がないだろう。これでもくらって頭を冷やせ!!
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