第十九話 新生聖衣!!そして!!
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刺さったライブラの剣を拾いに行こうとするとスイレンは足元の水流を自在に操り大河の足の事由を奪う。
ダメージの大きい大河は足腰の踏ん張りが利かず思うように動けない。
すると足首に装着されているドラゴンアンクルに手をかけようとするが・・・
「今更そんなアンクルを外したところで何になる!水王!氷人斬!!」
スイレンが大きく右腕を振り下ろすと凄まじい凍気の一閃が放たれ周囲を氷結させながら大河に直撃した。
「ぐああああああああああああ!!」
再び壁に叩き付けられる大河。
だが頭からも大量出血しながらも大河はファイティングポーズをとりながら構えた。
(何故だ?・・・聖闘士の拳に匹敵する我らが拳も生身の身体で受けてしまえば命はない・・・だがこの男のこの異常なまでの打たれ強さは一体何なのだ!?)
大河の打たれ強さに驚くスイレン。すると大河が足に装着されていたドラゴンアンクルを外し放り投げるとスイレンに接近した。
「な!」
「地面が凍ってくれたおかげで少しましになったぜ!!」
完全にスイレンの至近距離をとった大河が渾身のブーメランフックを放とうとしたその時。
「ぐ!!」
左腕に凄まじい激痛が走った。大河が蹲るとスイレンはその隙を見逃さなかった。
「ふふ!感知もせずに無理な技を放つから・・・これも勝負!!」
スイレンが再び右腕を振り下ろしたその時だった!
突如大河の前に壁が・・・
「ぐ!ううう!!」
「て!鉄!!」
スイレンの拳を間一髪受け止める岩鉄。その結果止めを免れた大河。
「余計な邪魔を!」
スイレンの怒りが岩鉄に炸裂使用した瞬間。岩鉄は叫んだ。
「虎!新生聖衣だ!!」
岩鉄の指差す方向を大河が見ると聖衣の箱が展開し中から新たな姿となった虎座の聖衣の姿が・・・
「鉄!よし!!」
岩鉄が時間を稼いでいる内に新生・虎座の聖衣を装着する大河は再びスイレンに向かって飛び掛かった。
「鉄!後は任せろ!!」
「よっしゃ!」
装着を確認し下がる岩鉄と入れ替わりでスイレンの相手に戻った大河は左ジャブを放ちスイレンを牽制する。
「く!フィニッシュブローじゃなければ左腕は使えるのですか・・・ならば!!痛みを思い出させればいい!!」
スイレンの必殺剣が再び放たれるが今度はガードで防ぐ大河。
しかし
「がは・・・ぐは・・・」
聖衣には傷一つ付いていない。だが新生聖衣を纏いながらも凄まじいダメージの大河は相手の拳で倒れ込んでしまうのだ。
「もらった!!」
スイレンのトドメの攻撃、岩鉄もフォローに入れる距離に居ない。
絶体絶命の状況の大河・・・
そして求めた!!
(頼む
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