第八話 あいつが俺のライバルだ!
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!パワーは無限!!』」
腕を交差させ両腕を広げ日輪を描くように上段に構えた。
「面白い!はぁぁぁぁ!!」
両肩の龍から光が発せられ一点に束ねられ光の龍が現れた。
『ホーリー!!ドラゴン!!』
光の龍となり上空の烈斗に向かって突進するスペリオルカイザー。
「『これが俺達の合体技!!烈火!鳳凰斬!!!』」
迎えうつべく火の鳥となり心を一つにした奥義を解き放つ翼と烈斗。
空中で真っ向から必殺技がぶつかり合いバトルフィールド全体を飲み込むような衝撃波が巻き起こる。
そして押し切ったのは・・・
「『うおおおおおおおおおおおおおおお!!!』」
翼と烈斗だった。
『!!』
烈斗の一閃で大地に叩き付けられスペリオルカイザー。
その残骸を見てみると中に登場していたはずの騎士ストライクガンダムの姿がない。
烈斗も力を使い果たし元のSD形態に戻ると背後に気配を感じ振り返った。
『・・・お前』
居たのはボロボロになった騎士ストライクガンダムだった。
『・・・お前・・・スダドアカ・ワールドから・・・』
『そういうあなたは天宮から・・・』
ガンプラ同士の会話。
すると騎士ストライクガンダムは・・・
『今回は・・・私の負けです・・・大切な事を伝えわすれた』
その言葉を残し機能停止する騎士ストライクガンダム。
更に香澄と新之助もお互いの相手に決着をつけ・・・
その瞬間
〈BATTLE END〉
試合終了が宣言され翼達ガンダムボーイの勝利が確定した。
歓声の最中、烈斗達は翼達の肩に飛び乗り、光也は再び物言わぬガンプラとなった騎士ストライクガンダムを手に取る。
「ガンプラと一緒に・・・戦う・・か・・・考えたことも無かった」
そう呟く光也はガンダムボーイの元へ歩み寄った。
「光也?」
「負けたよ・・・完敗だ」
「・・・いや・・・危なかったぜ!けど!烈斗が応えてくれた」
『それが相棒だろ!?』
翼と烈斗のやり取りを見て微笑む光也は・・・
「・・・俺は・・・使命を託された事で頭が一杯だった・・・ストライクの事なんて考えてなかった」
光也の変化に翼は・・・
「サエグサ模型店・・・お前あそこの常連だろ?あそこの店長のミツキさんに頼めばストライクも烈斗達みたいになれるぜ?これから作って行けばいいんだよ」
「そうか・・・・・・天地翼・・・次は俺が勝つ・・・俺とストライクがな!」
「へ!上等だ!いつでも相手してやるぜ!」
今の光也の中からはギラギラした何かを感じ取る翼。
それは紛れもないあの魂だった。
「次は俺のSD魂・・・そしてストライク騎士魂
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