第八話 あいつが俺のライバルだ!
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(・・・あいつ)
光也のガンプラを見るとそれはあの時の機体。騎士ストライクガンダムだった。
チーム全員がガンプラをバトルフィールドに置くとプラフスキー粒子で満たされ命が吹き込まれる。
「天地翼!武者烈斗頑駄無!!」
『おっしゃああ!試合だ試合!!』
己の顔面を引っ叩いて気合を入れる烈斗。
「獅童香澄!武者天津頑駄無!!」
『はぁぁぁぁ・・・忍!!』
忍びの印を結び精神統一する天津。
「龍見新之助!武者武瑠頑駄無!」
「いくぞ」
盾を構えて龍の翼を広げる武瑠。
「ガンダムボーイ!出陣!!」
翼の号令と共に発進するガンダムボーイ。
そして
「響生光也!騎士ストライクガンダム!出ます!!」
光也の号令と共に発進する騎士ストライクガンダム。
そしてチームメイトのガンプラも騎士系のガンプラだった。
今回のフィールドは深い森林地帯。08小隊の機体ならかなりいいところまで行けそうな空間だ。
「とりあえず!作戦通り!」
「「了解!」」
新之助の号令で散会するガンダムボーイ。今回の作戦はそれぞれの個性を検討し最初に1対1で戦う状況を作り出すというものだった。
それぞれが戦う相手を選択し1対1で戦うべく相手を散会させようとすると・・・
「なんだ!?」
それを待っていましたとばかりに烈斗に飛び掛かる騎士ストライク。
「く!!」
先手を取られ出鼻をくじかれた翼。だが騎士ストライクはお構いなしシールドからロングソードを抜きに烈斗に向かって突撃してきた。
「翼!」
『香澄待って!』
香澄が翼のフォローに入ろうとするが相手の騎士デュエルガンダムが天津に向かって突撃した。本当なら騎士ストライクは香澄が相手する予定だったが相手はそうではなかったらしい。
意外に騎士デュエルの動きが良く香澄の足が止められてしまう。
すると今度は新之助がフォローに入ろうとするが高エネルギーで狙われ咄嗟に盾で防ぐとそこにいたのは騎士バスターガンダム。
「あいつ!」
『飛んでいる私達を狙い撃ちにするつもりか?』
冷静に状況判断する新之助と武瑠。だが騎士バスターは圧倒的な火力で武瑠の行く手を阻んだ。
「作戦乗っ取られたか・・・」
「いや・・・まさか相手が同じ作戦で来ると思わなかったからだけじゃ・・・」
ユアと狂四郎も苦い顔を浮かべながら状況を見るのだった。
一方
『やろ!』
負けじと烈斗が菊一文字を抜刀すると騎士ストライクは背中に装着されているパーツを連結させ対艦刀を作り上げロングソードを左腕に持ち替えたと同時に右腕で抜剣し二刀流の構えをとった。
二本の剣と一本の刀が交差すると
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