第八話 あいつが俺のライバルだ!
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究室ぼそっと響く声が・・・
大会当日
前回の事があったので今回は余裕を持って会場に訪れたガンダムボーイ。ギリギリに来ていない分時間に余裕があるのだが・・・待ち時間が長いとプレッシャーを感じてしまうタイプなのか少し落ち着かない翼。
「ちょっと!ジュース買ってくる!」
「ん?ああ、あんまりがぶ飲みするなよ〜」
狂四郎に見送られて近くの自販機に行き財布を出すが勢い余って小銭をばら撒いてしまった。
「うわ!」
『何やってんだよ翼〜』
烈斗が肩から降り翼と一緒になって小銭を拾うと誰かが一緒に拾ってくれた。
「ほら」
「あ・・・どうも」
翼の落した10円玉を渡す少年。すると少年は・・・
「天地翼君・・・」
「へ?あんたは?」
何故名前を知っているのか疑問に思うと性根は自ら名乗りを上げた。
「俺は・・・響生光也」
「響生光也?・・・あれどこかで見た事があるような・・・あ!」
光也の顔に見覚えがある翼。そうかつてチームを集めるときサエグサ模型店にて騎士ストライクガンダムでバトルしていた少年だった。
すると光也は烈斗を見つめた。物言わぬガンプラのフリをして誤魔化そうとする烈斗に光也は笑みを浮かべる。
「意志を持つガンプラが他にもいるなんてな・・・」
「『え?』」
光也の発言に驚く翼と動いてしまった烈斗。すると烈斗が光也の懐から何か途轍もない物を感じ取った。
「これだろ?」
光也は懐にしまってあったガンプラ・騎士ストライクガンダムを烈斗に見せると烈斗はそれから凄まじい気配を感じ取る。
「次の対戦相手は俺だ・・・使命を与えられた者同士楽しみだよ」
「使命?・・・何のことだよ!!」
そう宣言して去っていく光也に翼は何かを感じ取り左腕に装着している結界コントローラーを見つめてしまうのであった。
ガンダムボーイの控室にて・・・
「いそいそ・・・」
狂四郎が最後の点検を行うと並び立つ烈斗達。
「どうだ?調子は?」
『おう!ばっちし!!』
柔軟運動をしながら調子を伝える烈斗達。すると難しい顔をしながら翼は試合会場に向かおうとすると狂四郎に呼び止められた。
「翼」
「四郎さん」
「・・・言えるときになったら言いな」
翼が隠している事に半ば気づいている様子の狂四郎。
「四郎さん・・・ありがとう・・・気持ちに決着がついたら言います」
控室から出る翼達は会場のバトルフィールドに並び立つ・・・
『ただ今より!チームガンダムボーイ対チームナイトの試合が開催されます』
アナウンスの声が終わると相手チームを見る翼。その中に居たのは先程の少年・響生光也だった。
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