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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0993話
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 その結果、殆どの人員が参加するという話になっており、恐らく今頃生活班として配属された四葉は必死に料理を作っているだろう。
 その料理は、この後で俺が一旦四葉のやっている店に寄って空間倉庫に収納予定だ。
 花見弁当といえば、おにぎりとか玉子焼きとか、唐揚げとかが入っているようないわゆる行楽弁当だったり、寿司だったり、ちょっと変わったところでバーベキューだったりするんだが……作っているのが四葉となれば、やっぱり中華料理がメインになるのか?
 ホワイトスターで四葉がやっている料理店の超包子――結局名前は愛着があるということでこのままとなった――はかなり評判になっている。
 その味を求めてホワイトスターまでやってくる観光客もいると言えば、分かりやすいだろう。
 当然ながら麻帆良からは元3-Aのメンバーや、その関係者が四葉の料理を求めてやってくる者も多い。
 3-Aにしてみれば、四葉の味がお袋の味って訳じゃないけど、クラスの味って感じなんだろうな。
 ちなみに門世界の時の件もあって、護衛兼料理の下働き兼料理の技術を学習する為に量産型Wが四葉の店で働いている。
 さすがにホワイトスターに来る者達は量産型Wの外見に関しても特に違和感なく受け入れているので、騒ぎにはなっていない。
 ……ちなみに、ホワイトスターにやってきた観光客達は他にも竜騎兵を捕らえて手に入れたワイバーンとかを動物園感覚で見に来ている者もいる。
 他にも、ハイエルフやダークエルフの暮らしている自然区画が公園として解放されているので、そっちに興味のある奴はそっちに行くな。
 後は炎龍と新生龍2匹の骨格標本や、ゴブリン、オーク、オーガの剥製だったりがある博物館っぽいのとか。
 何だかんだで、ホワイトスターも順調に発展してきている。
 まぁ、俺の予想していたのとは随分と違う発展の仕方だが。

「花見、ねぇ。去年の花見は楽しかったけど、護衛が多かった印象があるわ」

 複雑な表情でマリューがそう呟く。

「それはしょうがないだろ。日本の武家の中でもトップの五摂家が……しかも崇継と恭子の2人も参加していたんだからな」
「分かっているんだけどね。どうしてもああいう風に護衛の人が大勢いると、折角綺麗な桜を見ているのにちょっと残念じゃない。それならいっそ、量産型Wが護衛を……」

 そんな風に口にしたマリューに、レモンがどこか呆れた様に口を開く。

「あのね、マリュー。普通の人にしてみれば、向こうの世界の護衛よりも量産型Wの方が余程違和感あるわよ?」
「……確かにそうでしょうね。マリュー、あなたシャドウミラーで長く暮らしていて、その辺の感覚が麻痺してきてるんじゃない?」

 シェリルからも突っ込みを受け、マリューが思わず言葉に詰まる。
 確かにシャドウミラー
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