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無能騎士の英雄譚
五話
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「続けるぞ……?」

帰る当てはあるんだけど、色々準備が必要とのことで暫く家にいさせた……

「じゃあ……」

ステラは気付き、其を神が頷いて肯定する

「そう……その間特訓してもらったりしてんだよ……」

「……?」

神の様子にステラは首を傾げた

まるで貯まっていた何かを吐き出そうとしてるような……

「な〜に、考えてんだよ、あの悪魔共は!!!!!!!!????」

「!?」

神がいきなり叫んだ

「空気中の魔力を纏って操る術を教えて貰ったのは良いよ!? 才能投影(センス・トレース)の開発に強力してくれたのは嬉しいよ!? 武術教えてくれたのも嬉しいよ!? でも『実戦経験を積もう』と言う名目で山二つ吹き飛ぶような攻撃とか目に見えないような速度の斬撃とか空間ごと破壊する攻撃とかしてくるとか何だよ!? 殺す気か!? 帰る前にはマジで殺す気で戦ってくるんだぞ!? しかも三人で!!!! 悪魔だ、悪魔だよ、悪魔ですよの三段活用だよ!!!!!!!???? あの時なんて……」

色々と貯まっていたらしい……

その後、落ち着きを取り戻すまで数分かかるのだった……
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