暁 〜小説投稿サイト〜
地上の楽園
1部分:第一章
[2/2]

[9] 最初 [2]次話
「かつてパルチザンとして活躍されて」
「今はあの国の指導者だ」
「現代の聖者だ」
 とにかくありったけの賛美が新聞やテレビで垂れ流される。
「誰もがあの方を信じているんだ」
「あの方がおられるからあの国があるんだ」
「そう、あの素晴らしい国が」
 まだこの国では新聞やテレビが信じられていた。それでだ。
 多くの者がその報道、はっきり言えば吹聴を信じた。その結果だ。
 多くの者がだ。こう考えるようになった。

[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ